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院長がお答えします。

No.8642 40391

カテゴリ: 体外受精・顕微授精

お忙しい中、失礼します。
先日、採卵をして受精した卵を、胚盤胞にまで育てる予定でしたが、残念ながら2PNで止まってしまいました。体外受精か顕微受精か迷っていたのですが、顕微授精だと妊娠率が低くなるとお伺いし、体外受精にしたのですが、もし胚盤胞まで育つと関係ないのでしょうか?顕微授精の場合、一番元気のいい精神を受精するので、胚盤胞になる確率も高くなりますか?
また、次の周期の採卵は可能ですか?もしくは、1周期あけたほうがいいですか?
年齢的にも時間がなくて、少し焦っています。いつも、診察していただきありがとうございます。

高橋敬一院長からの回答

前回は折角取れた卵子ですが、胚盤胞までいかずに残念です。ただ、年齢的には受精卵3個に1個が胚盤胞になる確率なので、また挑戦してみましょう。顕微授精では、「元気の良いように見える精子」を顕微授精するのであり、どれが「一番元気のいい精子」かは分からないのです。自然受精でも元気な精子を振りかけて、受精能力のない精子や奇形精子などは受精せずに、機能的にも良い精子だけが受精するのです。通常の体外受精よりも、顕微授精の方が良い精子を選んでいる、とお考えならば、正しくはない、勘違いなのです。従って、胚盤胞まで育った胚を胚移植して、顕微授精より、通常の体外受精の胚を移植した方が妊娠率が若干高いのです。前回もクロミフェンのみでの誘発でしたので、必ずしも1周期あける必要はありませんよ。次回も生理開始3日以内においで頂けますか。