No. 8718

高橋先生 妊活で悩んでおりご質問させていただきました。 昨年10月の検査でamh0.43とひくく、チョコレート嚢胞、子宮内膜ポリープがあります。まずチョコレート嚢胞の治療を行い、今月、子宮内膜ポリープの手術と卵管の検査を行い、その後タイミング療法を行う予定でした。ですが新型コロナで外出自粛となり、不妊治療の延期の声明もだされ、予定通り進めたいのですが一度延期をした方が良いのか悩んでいます。延期をすると卵子の数も心配ですし、またチョコレート嚢胞が再発するのも怖いです。ですが、コロナのことを考えたら延期したほうがよいのかもしれないとも思います。 先生のご意見をお聞かせいただけると幸いでございます。 どうぞよろしくお願い致します。

No.8718 たなか

高橋先生
妊活で悩んでおりご質問させていただきました。
昨年10月の検査でamh0.43とひくく、チョコレート嚢胞、子宮内膜ポリープがあります。まずチョコレート嚢胞の治療を行い、今月、子宮内膜ポリープの手術と卵管の検査を行い、その後タイミング療法を行う予定でした。ですが新型コロナで外出自粛となり、不妊治療の延期の声明もだされ、予定通り進めたいのですが一度延期をした方が良いのか悩んでいます。延期をすると卵子の数も心配ですし、またチョコレート嚢胞が再発するのも怖いです。ですが、コロナのことを考えたら延期したほうがよいのかもしれないとも思います。
先生のご意見をお聞かせいただけると幸いでございます。
どうぞよろしくお願い致します。

高橋敬一院長からの回答

AMHが0.43は、卵巣機能がかなり低下していることを示しているので、治療は急ぐ必要があります。「不妊治療の延期」の声明は、正しくはありません。生殖医学会の声明は、不妊治療による妊娠の「延期の選択肢がある事を、患者さんに説明する」ようにとの、医師向けの声明です。したがって、例えば、ご希望ならば、採卵をおこなって胚を全部凍結保存しておく、ことは特に禁止されているものではないのです。今、最も問題なのは、妊娠中にコロナウイルスにかかると使用出来る薬のめどが立っていないことなのです。主治医の医師に治療のご希望をご相談なさっては如何でしょうか。