No. 8800

はじめまして。 先月、他院にて初めて体外受精を行いましたが陰性という結果でした。 胚盤胞がひとつしか得られていなかった為、また採卵からのスタートとなります。 次回に向けて、銅亜鉛ビタミンD検査と子宮鏡検査、慢性子宮内膜炎検査を行いました。その結果、銅亜鉛ビタミンDが引っ掛かりました。(銅→189/亜鉛→69/ビタミンD→16.9) 他にはポリープや内膜炎等は見つからず子宮内は綺麗だといわれました。 着床しなかった原因はやはり銅亜鉛ビタミンDの可能性が高いのでしょうか? ネット等で調べていると、「銅亜鉛ビタミンDの数値が範囲外だと着床しづらくなる可能性があるといわれている」等、何とも曖昧な記述が多く、何故なのか?府に落ちる理由が見つけられませんでした。 お忙しいところ恐れ入りますが、どうかご教授頂けないでしょうか? 数値を改善すべく、今後サプリメント等活用して参りたいと思っております。

No.8800 たかゆ

カテゴリ: 着床障害

はじめまして。
先月、他院にて初めて体外受精を行いましたが陰性という結果でした。
胚盤胞がひとつしか得られていなかった為、また採卵からのスタートとなります。
次回に向けて、銅亜鉛ビタミンD検査と子宮鏡検査、慢性子宮内膜炎検査を行いました。その結果、銅亜鉛ビタミンDが引っ掛かりました。(銅→189/亜鉛→69/ビタミンD→16.9)
他にはポリープや内膜炎等は見つからず子宮内は綺麗だといわれました。
着床しなかった原因はやはり銅亜鉛ビタミンDの可能性が高いのでしょうか?
ネット等で調べていると、「銅亜鉛ビタミンDの数値が範囲外だと着床しづらくなる可能性があるといわれている」等、何とも曖昧な記述が多く、何故なのか?府に落ちる理由が見つけられませんでした。
お忙しいところ恐れ入りますが、どうかご教授頂けないでしょうか?
数値を改善すべく、今後サプリメント等活用して参りたいと思っております。

高橋敬一院長からの回答

胚盤胞1個の結果ですので、染色体異常の可能性もあり、妊娠しない原因は推測もまだ出来ません。まずは、もっと多くの胚を得られるようにする事が第一の方針だと思います。銅や亜鉛、ビタミンDの影響は、様々な報告で関係があることは指摘されています。しかし、妊娠率の差があるのであって、妊娠しないものではなく、1つ1つの原因が明確に分かっているのではないのです。例えば、亜鉛は酵素の働きに関係しますし、ビタミンDは免疫にも関係していますが、働きは一つではありません。医学では、明確に分かっていないことが多く、このような記載になってしまうことが多いのですね。