No. 8954

【PGTA正常胚で2度陰性。これから講じられる策は】 初めまして、他院にて治療を受けております。34歳(あと三ヶ月で35歳)です。 下の方に今回の移植詳細とこれまでの既往歴など記しております。 PGTAをし正常胚2つを得て移植しましたが、心拍確認に至りませんでした。 金銭的な問題で採卵ができるのはあと2回が限度だと思います。 その中で最善の策を考えたく、主治医以外の先生のご意見も聞きたく投稿いたしました。 一度自然妊娠で心拍確認まで進んでいる経験があること、胚盤胞がなかなかできなかったことから、卵の質の問題さえ改善すればということでで正常胚獲得を目指してきたため、もはや何を原因と見ればいいのかわかりません。 素人なりに調べ試したいと思っているのは、以下です。 1.正常胚だがどちらも7日目の胚盤胞だったため質が悪かった?  →ダメージと正常胚率が年齢相応なことを鑑みて次回以降PGTAなし。   採卵時の注射を HMG→リコンビナントFSHに変更。卵の質改善するか知りたいが、   あと2回しかチャンスがない中で一応胚盤胞ができている方法を変えた方がいいか謎 2.EMMAをやっていないので次回まで自己判断でラクトフェリンを飲む 3.SEET法 お金がかかること以外デメリットがなさそうなので試したい  →2回とも着床は一応しているので関係ない? 4.2段階移植 卵の力が弱いなら早めに子宮に戻した方が優しい?かもしれない可能性にかける 5.凍結胚盤胞2個戻し 5.新鮮胚移植。凍結胚よりかなり可能性は下がるようですが藁にもすがる思いです ご意見を伺えましたら幸いです。 以下に、長くなりますが今回の移植とこれまでの既往歴など記します。 ▼2回の移植について 1回目 7日目6BA (ICSI由来) 自然排卵周期————————— BT9 hcg18 化学流産 ・移植までの服薬内容 ルティナス3錠/日 ルトラール 2錠/日 プロギノーバ 2錠/日 タクロリムス 移植2日前〜一週間後まで 2錠/日 フロモックス 移植2日前〜前日 2錠/日 2回目 7日目6BB (modified-ICSI由来)自然排卵周期 ————————— BT9 hcg115 → BT17 20mmの胎嚢確認するも当日のhcg33で投薬中止 ・移植までの服薬内容 1回目と同じ + 念のため、ということでバイアスピリン1錠/日 追加 ・判定日以降の服薬内容 ルティナス3錠/日 デュファストン 4錠/日 プロギノーバ 2錠/日 バイアスピリン 1錠/日 ▼これまでした検査 ・内膜日付診 1日後ろにズレあり。グレード6ということとズレを加味して移植 ・子宮内膜炎検査 基準値内、問題なし ・子宮鏡検査 問題なし ・AMH 9.75 多嚢胞 ・精子の質一度も指摘なし 自然妊娠歴から着床の問題はないとの判断を受け不育症の検査はしませんでした。 (Thなど通常のスクリーニングでわかる範囲は問題なし) ▼これまでの治療歴 乳がんの罹患歴あり(抗がん剤なし、ホルモン治療の服薬を妊活のため停止) 2018年4月妊活開始 2018年6月不妊治療専門医院へ。クロミッドでタイミング法4回。 2018年10月 子宮内膜ポリープ切除手術 術後の治療休止期間に自然妊娠、1月に9w3dで流産・手術。 その後AIH6回→採卵3回・移植2回とステップアップしてきました。 ・採卵1回目 MS法?と書かれてました(クロミッド内服+HMG注射) → 7個採卵、IVFで胚盤胞得られず ーーーー 高刺激・PGTAできる病院に転院 ・採卵2回目 アンタゴニスト法 HMG注射・点鼻/HCGダブルトリガー → 15個採卵、IVF・ICSI半々で胚盤胞得られず ・採卵3回目 ロング法 HMG注射・HCGトリガー → 8個採卵、ICSI・modifiedICSIで胚盤胞3つ。PGTAにて2つ正常。

No.8954 まつこ

カテゴリ: 治療方針 不妊症検査

【PGTA正常胚で2度陰性。これから講じられる策は】

初めまして、他院にて治療を受けております。34歳(あと三ヶ月で35歳)です。
下の方に今回の移植詳細とこれまでの既往歴など記しております。

PGTAをし正常胚2つを得て移植しましたが、心拍確認に至りませんでした。
金銭的な問題で採卵ができるのはあと2回が限度だと思います。
その中で最善の策を考えたく、主治医以外の先生のご意見も聞きたく投稿いたしました。

一度自然妊娠で心拍確認まで進んでいる経験があること、胚盤胞がなかなかできなかったことから、卵の質の問題さえ改善すればということでで正常胚獲得を目指してきたため、もはや何を原因と見ればいいのかわかりません。

素人なりに調べ試したいと思っているのは、以下です。
1.正常胚だがどちらも7日目の胚盤胞だったため質が悪かった?
 →ダメージと正常胚率が年齢相応なことを鑑みて次回以降PGTAなし。
  採卵時の注射を HMG→リコンビナントFSHに変更。卵の質改善するか知りたいが、
  あと2回しかチャンスがない中で一応胚盤胞ができている方法を変えた方がいいか謎
2.EMMAをやっていないので次回まで自己判断でラクトフェリンを飲む
3.SEET法 お金がかかること以外デメリットがなさそうなので試したい
 →2回とも着床は一応しているので関係ない?
4.2段階移植 卵の力が弱いなら早めに子宮に戻した方が優しい?かもしれない可能性にかける
5.凍結胚盤胞2個戻し
5.新鮮胚移植。凍結胚よりかなり可能性は下がるようですが藁にもすがる思いです

ご意見を伺えましたら幸いです。


以下に、長くなりますが今回の移植とこれまでの既往歴など記します。


▼2回の移植について
1回目 7日目6BA (ICSI由来) 自然排卵周期—————————
BT9 hcg18 化学流産

・移植までの服薬内容
ルティナス3錠/日
ルトラール 2錠/日
プロギノーバ 2錠/日
タクロリムス 移植2日前〜一週間後まで 2錠/日
フロモックス 移植2日前〜前日 2錠/日

2回目 7日目6BB (modified-ICSI由来)自然排卵周期 —————————
BT9 hcg115 → BT17 20mmの胎嚢確認するも当日のhcg33で投薬中止

・移植までの服薬内容
1回目と同じ + 念のため、ということでバイアスピリン1錠/日 追加

・判定日以降の服薬内容
ルティナス3錠/日
デュファストン 4錠/日
プロギノーバ 2錠/日
バイアスピリン 1錠/日



▼これまでした検査
・内膜日付診
1日後ろにズレあり。グレード6ということとズレを加味して移植
・子宮内膜炎検査
基準値内、問題なし
・子宮鏡検査
問題なし
・AMH 9.75 多嚢胞
・精子の質一度も指摘なし

自然妊娠歴から着床の問題はないとの判断を受け不育症の検査はしませんでした。
(Thなど通常のスクリーニングでわかる範囲は問題なし)



▼これまでの治療歴
乳がんの罹患歴あり(抗がん剤なし、ホルモン治療の服薬を妊活のため停止)
2018年4月妊活開始
2018年6月不妊治療専門医院へ。クロミッドでタイミング法4回。
2018年10月 子宮内膜ポリープ切除手術
術後の治療休止期間に自然妊娠、1月に9w3dで流産・手術。
その後AIH6回→採卵3回・移植2回とステップアップしてきました。

・採卵1回目 MS法?と書かれてました(クロミッド内服+HMG注射) → 7個採卵、IVFで胚盤胞得られず
ーーーー 高刺激・PGTAできる病院に転院
・採卵2回目 アンタゴニスト法
HMG注射・点鼻/HCGダブルトリガー → 15個採卵、IVF・ICSI半々で胚盤胞得られず
・採卵3回目 ロング法
HMG注射・HCGトリガー → 8個採卵、ICSI・modifiedICSIで胚盤胞3つ。PGTAにて2つ正常。

高橋敬一院長からの回答

これは基本的には担当医との相談が優先すべきと思います。
もし当クリニックならば、と言う意味で参考程度にお考え下さい。ここで別の見方をすると、帰って迷いが強くなることもあります。その場合には、担当医との相談が最優先ですね。
・以前に自然妊娠しているので、もし当クリニックにいらしたならば、卵管造影検査と子宮鏡検査を再検査します。そして、性交渉が週3回程度持てているかどうかを伺います。自然妊娠の可能性もまだ諦める必要はないと思います。
・PGTAの意義は、35才未満はあまり高くないとの考え方もあります。35才未満は染色体異常が少ないからです。一方、PGT-Aで胚盤胞から細胞をちぎり取ってくるのですから、本来妊娠したはずの胚盤胞の妊娠率が低下する可能性もあるのです。したがって、胚盤胞が少ない方には、PGT-Aをするよりも、PGT-Aしないで移植する意義もあるのです。いまの状況は、PGT-Aのメリットがあまり感じていないようですので、受けないで胚移植する選択肢は十分あります。
・着床しているので、着床障害の可能性は高くはないでしょう。初期胚や胚盤胞の2個移植、2段階移植なども試しても良いと思います。