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院長がお答えします。

No.8992 まるこ

カテゴリ: 卵管因子 卵管造影検査

夫婦とも33歳です。他院にて治療中で恐縮ですが、ご意見頂けると幸いです。

クラミジア検査にて以下の結果が出ました。
抗原検査:陰性
抗体検査:igA陰性、igG陽性
(夫は検査しておりません。)

(1)上記結果だと、クラミジアの既往があるという結果のようですが、今回初めて知ったため治療経験はありません。これは過去に感染したけれど、知らぬ間に自然治癒したという理解でいいのでしょうか?

(2)クラミジア感染による卵管不全や子宮外妊娠が多いと知りました。他院にて卵管造影検査、エコーとも異常無しと言われましたが、クラミジアの既往があっても、タイミングや人工授精の治療を進めて問題ないでしょうか。
全く感染に心当たりが無く、現在陰性であるため、現在のパートナー以前に感染後何年も気付かず放置していた可能性を考えると、卵管造影検査やエコーで異常が発見され無くとも、何かしら発見できない異常があり、せっかく授かっても子宮外妊娠にならないか、、と不安です。

高橋敬一院長からの回答

クラミジアIgG抗体の値が分からないので一般論です。抗体が弱陽性ならば感染していたかどうかは明確には分かりません。おおよそ4以上ならば過去の感染はかなり確実でしょう。ただし、今は治癒していると判断します。卵管障害は、子宮卵管造影検査では異常ないようなので、重症の障害はないと推測します。したがって、自然妊娠や人工受精の方針は正しいと思います。抗体価にもよりますが、クラミジア抗体が陰性の方よりも、陽性の方の子宮外妊娠は高くなります。しかし、1%が2~3%になる程度の上昇のイメージです。妊娠なければ、腹腔鏡や体外受精になりますが、例えば、体外受精でも子宮外妊娠は予防出来ません。したがって今の時点でのタイミングや人工授精は間違いではないのです。