No.9056 さくら
他院にて体外受精を行っております。これまで3回移植しましたが
着床はするものの妊娠継続には至っていません。
①凍結胚移植(ホルモン周期): 化学流産 4W1DのhCG32.5
②凍結胚移植(自然周期):胎嚢のみ確認。7週で稽留流産 4W0DのhCG32.1
③新鮮胚移植(8分割、ホルモン補充。SCT比1.26のため移植日からアスピリン投与):化学流産 4W0DのhCG32.1 P4低値のため妊娠判定日から膣錠追加
医師は受精卵の染色体異常が主要因のため、まだ不育症検査は推奨しないと仰っていますが、残りの凍結卵(4つ)や年齢も考慮し、このタイミングで不育症検査(EMMA,ALICE,CD138病理検査,子宮内フローラ。ERAは不要?)を受けるべきか悩んでおります。
また、毎回4W0DのhCGが30程度であることも偶然とはいえ気がかりです。
先生のこれまでのご経験を踏まえ、アドバイスを頂戴できれば幸いです。
尚、PGT-A検査は、再度採卵することになったら受けるつもりでおります。
高橋敬一院長からの回答
厳密には、不育症の検査は、胎嚢が認められた流産が2回以上でおこなわれる事が多いです。したがって、今回はまだ不育症の検査を受ける対象ではありません。ただし、当クリニックでは、ご本人が不安のまま治療を受けるよりも、ご希望ならば不育症の検査をおこなっています。一方、EMMA、ALICE、CD138、フローラ、ERAは、不育症の検査ではありませんよ。