No.9161 No.9132 景子
先生の病院ではコロナで不妊治療を延期する患者様が多いですか?
それとも延期しないで不妊治療を続けていらっしゃる方、また妊娠された方もいらっしゃいますか?
夏になりコロナが落ち着くように思いましたが、東京では再び感染者が増え、治療を続けるか悩んでいます。一進一退の状況です。
先生はこの状況での治療はお薦めしていますか?
最終的には患者の判断になりますが、年齢のこともあり焦る気持ちと、無事妊娠できた場合でもコロナに感染するかもしれないという不安があり、どちらも選択することができません。
もし妊娠できた場合は、人との接触を減らす為に、仕事を辞めて外出を減らし家でいることが良いと思われますか?
今は東京で働いているため、いつ自分が感染するかもしれないと思うと、不安な毎日です。
高橋敬一院長からの回答
実際にコロナにより不妊治療を延期される方も少なくはありません。30%程度の方が不妊治療を控えている推測です。しかし、6月の妊娠数は113例と、治療を続けていて、妊娠される方も少なくないのです。コロナの今後は推測は難しいですが、ワクチンが出来なければ、今と同じ状況が続きますので、年内はほぼ同じ状況でしょう。仕事を辞めるかどうかは、医師は判断できません。皆さんご自身で出来る方法で予防をおこなっているのですね。