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院長がお答えします。

No.9489 桜

カテゴリ: 子宮内膜症 排卵誘発剤 基礎体温

高橋先生、初めまして。いつもこちらの掲示板を参考にさせてもらっております。

基礎体温について質問があります。
素人考えですが、右卵巣から排卵した場合と左卵巣から排卵した場合で基礎体温に違いがあるように思えます。

具体的には、右卵巣(チョコレート嚢胞あり)からの排卵時は排卵後すぐに高温期に突入し、14日間ほど継続しますが、左卵巣(特に問題無し)からの排卵時は排卵後緩やかに高温期に入り、高温期となってからもあまり安定していないような基礎体温です。
これは左卵巣からの排卵時は黄体ホルモンが右卵巣に比べてあまり出ていない可能性があるのでしょうか。右卵巣にはチョコがあるのでそもそもきちんと排卵されていないと思うのですが。アドバイス宜しくお願いします。

高橋敬一院長からの回答

一般的には、左右の卵巣からの違いによる基礎体温の違いはないと思います。しかし、チョコレート嚢腫があると、排卵しにくく、ルフ(非破裂黄体化卵胞)がおこりやすいので、その場合には、基礎体温に変化はあり得ます。しかし、これは毎回同じではなく、前もって推測出来ることではないので、この推測があたっていたとしても特別おこなう事はないのです。チョコレート嚢腫がある場合には、排卵誘発をしっかりおこない、人工授精も併用する方が妊娠率の上昇が期待出来るのですね。タイミングや単に飲み薬の排卵誘発剤のみでは、明確な妊娠の上昇は少ないのです。