No.9507 みぃ
先日書かせて頂いた文章が曖昧でしたので、改めて書かせて頂きます。すみません。
他院で体外受精を13回しました。
いずれも良好胚でしたが、一度も着床しませんでした。
3年前「あなた妊娠しないね」と先生に言われ、見放された気持ちになり治療を諦めてしまいました。
2つの病院に通いましたが、なぜ着床しないかの検査はせず、採卵して移植の繰り返しでした。
私もそういう物だと思っていましたが、貴院のHPを拝見したところ、原因を追及し、対策を練って治療されている事を知りました。
私は20代から子宮内膜症で、9年前に自然妊娠で出産。
その時にチョコレート膿疱も無くなりましたが、2人目が出来ず。
不妊治療を始めると10円玉程の筋腫がある、採ればすぐに妊娠できるだろう…との事で手術しました。
卵管に癒着があり、左の卵管も切除しました。
その後も着床しませんでした。
術後半年あけた事もあり、時間ばかりが過ぎていきました。
貴院のHPを拝見し、素人考えですが、慢性子宮内膜症の着床不全なのではないかと思いました。
あの時、貴院に転院していれば…と悔やんでいます。
年齢的に、可能性はゼロに等しい事は承知していますが、再チャレンジしたい気持ちがあります。
先生にお世話になる事は可能でしょうか。
高橋敬一院長からの回答
過去に胚盤胞もたくさん出来ていたようなので、着床障害の検査の、子宮鏡、慢性子宮内膜炎、フローラ、TH1/Th2の免疫機能、着床の窓ERAなどの検査は済んでいたのでしょうか?これらをやっていなければ、検査をしておく対策はあり得ます。一方、46才の年齢を考えると、今後の最も大きな問題は、胚の染色体で、胚盤胞まで出来ても、70%以上の頻度で染色体異常がおこります。したがって、理論的には着床前診断(PGT-A)をお勧めするのですが、1~2この胚盤胞ならば、PGT-Aせずに胚移植しても良いかもしれません。今後、出産まで至る頻度は、1回の採卵あたり1%程度の期待値になります。かなり厳しいデータですが、ご希望なら、治療を急いだ方が良いでしょう。ご希望ならば早めにおいで頂けますか。お待ちしております。出来る事はしてみましょう。