No. 9532

高橋先生、藤田先生いつもお世話になっております。私は妻と一緒に通院しておりますが、今回で人工受精4回目となります。妻の体の負担や金銭面を考慮するとどうにかこの治療方で妊娠しないかと心から祈っています。私も妻も様々な不妊原因を検査していますが、これといった原因が断定されません。よって人工受精で何とかならないかと期待してしまうのも事実です。年齢的なことも考えると体外受精に踏み切ったほうが良いのでしょうか?ただ体外受精の治療を行うのは妻の体、精神的なストレスが心配で悩んでいます。最終的には各個人の判断になるとは思うのですが。アドバイスをお願い致します。

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高橋先生、藤田先生いつもお世話になっております。私は妻と一緒に通院しておりますが、今回で人工受精4回目となります。妻の体の負担や金銭面を考慮するとどうにかこの治療方で妊娠しないかと心から祈っています。私も妻も様々な不妊原因を検査していますが、これといった原因が断定されません。よって人工受精で何とかならないかと期待してしまうのも事実です。年齢的なことも考えると体外受精に踏み切ったほうが良いのでしょうか?ただ体外受精の治療を行うのは妻の体、精神的なストレスが心配で悩んでいます。最終的には各個人の判断になるとは思うのですが。アドバイスをお願い致します。

高橋敬一院長からの回答

なかなか人工授精で良い結果が出ずにお悩みのことと思います。確かに決定的な不妊原因はありません。しかし過去に45個の子宮筋腫の核出術があります。子宮卵管造影検査では明らかな癒着はありませんが、あくまで影絵での判断であり、一般的にはこれだけの子宮筋腫を手術していれば多少の癒着があっても不思議ではありません。精子の問題もありますが、手術の影響の方が強いかも知れません。したがって今後もタイミングや人工授精で妊娠する可能性はありますが、やはり人工授精を5~6回受けて妊娠しなければ体外受精も考える方が良いと思います。体外受精での体や精神的なストレスは以前よりもかなり低くなっていますので、ご不安な場合にはためらわずに看護師や技師にもご相談下さい。一方、体外受精でない方法で、より積極的には、HMG注射+人工授精があります。しかし、排卵数をコントロール出来ないので、多胎妊娠の可能性が高くなりますから、簡単にはお勧め出来ないのが実情なのです。次回来院時にまたご相談頂けますか。