No.9741 48280
高橋先生
いつもお世話になっております。
先日の採卵では、残念な結果となってしまいましたが、気持ちを改めて次回の治療に挑みたいと思います。
当日の診察の際には、気持ちが動揺し、お聞きしそびれてしまいましたが、今回の採卵時の卵胞は、小さすぎて採取不可だったのでしょうか、又は卵胞は取れたけれども、中身は空砲だったのでしょうか?
採卵前日のエコーでは、25ミリと15ミリ2つ計3つの卵胞がみえたかと思います。
お忙しい中大変恐縮ですがご教示頂けましたら幸いです。
また、次回の診察はクロミッドを飲み終えた日または翌日どちらに予約を入れたら宜しいでしょうか?
よろしくお願い致します。
高橋敬一院長からの回答
前回は採卵できずに残念です。卵胞は1個は20mmをこえており、小さくはありませんでした。卵胞一個あたり採卵出来るのは、7~8割の可能性であり穿刺すれば100%採れるのではないのです。1回1回、採れなかった理由は、残念ながら分からないのです。今回はLHが上昇していたので、翌日に採卵しましたが、未熟であった可能性もありますが、その翌日には排卵してしまった可能性もあるのですね。その他に、空胞であった可能性もありますし、たまたま採れなかった可能性もあるのです。今回は残念ですが、このようなことはしばしばおこり、おかしな事ではありません。今後も、自然周期に近い場合には、今回と同様に、卵胞が発育したならばそれに合わせて穿刺することになります。一方、生理時期に発育しそうな小卵胞がいくつもあれば、しっかりとHMG注射をして、排卵も抑えつつ、採卵時期を設定することも可能だと思います。次回の来院は、クロミッドの終了日か翌日、どちらでも結構ですよ。