No. 9911

高橋先生、こんにちは。いつも掲示板を参考にさせて頂いております。 先日低刺激法にて(クロミッドを10日間、注射はなし)、成熟卵3個、未熟卵5個を採卵しました。しかし、胚盤胞となったのは成熟卵1個(7日目)、未熟卵1個(5日目)という結果でした。これについて、以下質問です。 1.一般的に成熟卵が胚盤胞まで到達しないのは、卵の質または精子の質に原因があるのでしょうか。AMHは4.01、精液検査の問題ありませんでしたが、チョコレート嚢胞ありです。 2.7日目胚盤胞の妊娠率は5日目、6日目に比べかなり低いと聞いていますが、染色体異常率も高いのでしょうか。 宜しくお願い致します。

No.9911 はな

カテゴリ: 凍結胚移植 体外受精・顕微授精

高橋先生、こんにちは。いつも掲示板を参考にさせて頂いております。
先日低刺激法にて(クロミッドを10日間、注射はなし)、成熟卵3個、未熟卵5個を採卵しました。しかし、胚盤胞となったのは成熟卵1個(7日目)、未熟卵1個(5日目)という結果でした。これについて、以下質問です。
1.一般的に成熟卵が胚盤胞まで到達しないのは、卵の質または精子の質に原因があるのでしょうか。AMHは4.01、精液検査の問題ありませんでしたが、チョコレート嚢胞ありです。
2.7日目胚盤胞の妊娠率は5日目、6日目に比べかなり低いと聞いていますが、染色体異常率も高いのでしょうか。

宜しくお願い致します。

高橋敬一院長からの回答

成熟卵が胚盤胞まで到達しないのは平均半分程度です。その原因は単一ではなく、染色体異常や卵子の質にもよります。今回成熟卵3個中、1個の胚盤胞は、異常に少ないとは言えません。未熟卵も多いようなので、タイミングの影響もあるかもしれません。7日目胚盤胞の妊娠率は、5日目・6日目胚盤胞よりも妊娠率は低く、染色体異常も高いと考えられています。ただし、妊娠/す出産例もありますので、使用は可能ですよ。