体外受精・顕微授精
初めまして。
ただ今別の病院に通院しておりますが、こちらに転院を考えております。
第一子は自然妊娠しておりますが、2人目不妊です。今の病院で先日初めての体外受精を行いましたが、32個採卵し26個受精しましたが、途中で分割停止してしまい1つも凍結することができませんでした。その病院では開院以来初めての症例と言われてしまいました。
その後主人の精子の遺伝子検査を行いましたが、なんの問題もなく現在原因不明の状態です。
私としては中々諦めることができず、再度体外受精に挑戦してみようかと思っているところですがこのまま原因がわかないままやみくもにつづけていくことに不安を感じています。
今の病院では刺激する薬を変えれば違う結果になるのではと考えているようですが、こちらでもそのような治療になってきますでしょうか?
他に原因を調べる術はあるのでしょうか?
わかりにくい文章で申し訳ございませんが、よろしくお願い致します。
高橋敬一院長からの回答
32個採卵出来ているので、多嚢胞性卵巣症候群の傾向があると思います。その場合には、質があまり良くないために、このようなことは時々おこりえます。対策としては、刺激方法を変えるのも一つの手段ですが、糖負荷検査、酸化ストレス検査、ビタミンD、などの検査をおこない、メトホルミンの使用、ビタミンD、その他のサプリメントなどの使用もあり得ます。当クリニックでの治療をご希望ならば、受付にお電話頂き、予約をお取り下さい。それではお待ちしております。
先週は採卵して頂きありがとうございました。凍結結果がメールで来ました。またも胚盤胞には到達出来ず初期胚のみとなってしまいました。胚盤胞まで到達出来ないのは卵の問題でしょうか?主人は問題無かったと思います。年齢もあるので凍結胚は直ぐに移植せず、凍結胚をもう少し増やしておきたいんですが、また採卵をすることは可能でしょうか?
高橋敬一院長からの回答
今回も未熟卵が多く、正常受精卵が4個のみでした。HCGの時間を早めたりしたのですが、やや成熟する機構が弱いように思います。卵子の問題である可能性が高いのですが、次回よりイノシトールなども使用して良いと思います。採卵は2~3ヶ月後が良いでしょう。その間は、胚移植しても良いですし、卵管造影検査をしての人工授精もあり得ます。次回来院時にご相談頂けますか。
はじめまして。
4年ほど前からクリニックに通い、昨年末から体外受精にステップアップしました。1度目の移植では妊娠したものの、9週で残念ながら流産してしまいました。
本日2回目の胚移植をしてきましたが、そこで不安になったことがあるので教えてください。
胚移植後に今回戻した融解後の胚盤胞の状態について説明されました。今回は4AAと2BCのグレードの胚を2つ戻しました。4AAの方はかなり良い状態で拡張胚盤胞までなっていると言われたのですが、その卵の中に小さな黒い影があってそれが少し心配だと言われました。培養士の先生が言うには、脂肪が多い部分で細胞が壊死しているかもしれないとのことです。もし、その黒い部分が広がってしまえば卵自体がダメになってしまう可能性があると言われました。しかし、赤ちゃんになる部分ではないし、それ以外の細胞が元気に育てば問題はないと言われました。珍しいことでもないとも言っていましたが、やはり黒い部分について不安になりました。
このような胚の状況でも移植をするのでしょうか。また移植した場合、無事に妊娠、出産が期待できるのでしょうか。無事に出産できたとして赤ちゃんに全く影響はないのでしょうか。
色々ネットで調べましたが、あまり例がなかったので質問させていただきました。
よろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
具体的な壊死部分の場所や程度が分からないのですが、赤ちゃんになる部分ではないと言うことなので、周辺の部分の変性だと思います。これがどの程度影響するかは明確には分かっていません。しかし、一部分がそうであっても胚移植はされています。胚盤胞でも、例えば、染色体異常の細胞はよくあるのですが、分割は進むうちに排除されて、分娩時には異常細胞はほとんどなくなっているのです。そのような機能があるのですね。したがって当クリニックでも、移植する順番は遅くなりますが、胚移植はおこなっています。一方、全く影響ない、とは誰にも分からないのですね。通常でも、1%弱程度に奇形はおこり、0.5%弱程度に染色体異常がおこるのです。残念ながら保証は誰にもないので、その中での判断にならざるを得ないのです。
都内の病院にて 顕微受精を行っています。
流産が2回あり 遺伝カウンセリングを受けPGTーAを行っています。
低刺激のみの対応のため、採卵できても1-2個程度。今まで6個の胚盤胞をチェックしてもらいましたが全て移植不可でした。
AMI 1.06 生理3日目FSH9ー12
採卵数を増やすことで、移植可能な卵子が採れる可能性が少しでも…上がる事はありますか? 年齢もありますが、できることがあるなら転院も検討したいです。
高橋敬一院長からの回答
年齢的には、70%程度は染色体異常の胚になると思います。したがって、出来るだけ多くの胚を得られるようにした方が、正常胚を得る可能性は高くなります。方針として、高刺激をしてたくさんの卵子を採卵する方針は適当な方針だと思いますよ。当クリニックの受診をご希望ならば、受付にお電話頂き予約を取って頂けますか。お待ちしています。
いつもお世話になっております。
本日採卵で、また正常な卵が取れず停止となりました。
ここ最近、空砲が続いている為、どのようにすれば正常な卵が取れるのか悩んでいます。やはり、年齢的にもエストラジオールの低さなどかなり厳しい状況なのでしょうか?
自分的には後もう少し、できる限りのことは挑戦していきたいと思っております。
本日からマーベロンを服用しているのですが、採卵の方は1周期あけて挑戦したいと思います。(1周期あけてクロミッド服用)
その場合、次の排卵後もマーベロンを服用した方がいいですか?
もし、そうすれば診察の予約は必要ですか?
高橋敬一院長からの回答
今回は採卵出来るも変性卵でした。年齢、卵巣機能の低下はありますが、このところ確かに良い卵子が得られていません。以前には体外受精での妊娠・出産の実績があるので、基本的にはおこなっていることに間違いはないと思います。年齢・卵巣機能の低下には、特効薬はないのですがすでに、DHEA、アシストワン、メラトニン、などを使用しています。これ以上ですと、遠赤外線のサンビーマー、抗酸化サプリメントのアスタキサンチン、高濃度ビタミンC、などを試してみては如何でしょうか。次回はあけても良いですが、これらを試してみるようでしたらば、早めにおいで頂けますか。
お世話になっております。
体外受精を考えておりますが、都合により今月の生理サイクルでの採卵はあきらめ次の生理サイクルで採卵を検討しています。
しばらく時間があるので、それまで何かしておくことはあるでしょうか?いただいた鉄剤は飲み切りました。
高橋敬一院長からの回答
採卵は次周期で良いですよ。今周期はタイミングや人工授精も可能です。あtだし、手術時の内膜の顕微鏡検査がでまして、慢性子宮内膜炎があるようですので、抗生物質が必要です。まずは早い時期においで頂けますか。
いつもお世話になっております。
先日体外授精診察をしていただきありがとうございました。
次回の診察についてなのですが、りすのへやの利用もお願いしたいと思い受付にて予約をお願いしました。
次回は先採血ではなくて診察の予約です、とのことでしたが、先採血ではなくてよいのか気になり質問させていただきました。
あともうひとつ、前回の採卵周期でプロゲステロンの値が気になるとのことで7/11の診察の際、外部の検査に出すということでしたが、その後検査の結果を聞くのを忘れていました。
今回体外授精をお願いするにあたり支障がないのか気になったので質問させていただきました。
よろしくお願いします。
高橋敬一院長からの回答
次回はレトロゾールの服用後の超音波検査であり、まだ卵胞は小さいと思います。まずは超音波検査で良いですよ。前回の黄体ホルモンは、至急採血よりも低い3.2でした。しかし、今後はこれよりも低い値を目標にした方が良いと思います。予定通りにおいで頂けますか。
お世話になります。
他院に通院中で(計約2年半)、貴院への転院も検討中です。半年前の検査でAMH1.52でした。最初の病院では通水検査2回し、激痛で呼吸困難になりかけましたが、”良好”と紹介状に記載があったそうです。2番目の病院では卵管造影検査をしましたら、”両管閉塞”との結果でした。高橋先生のクリニックで卵管造影検査をしますと半数の方が、開通するとブログで拝見致しました。もし開通しない場合は、夫婦の年齢(夫46歳)を考慮した上で、卵管手術についてはどうお考えでしょうか。卵管造影検査、卵管手術の料金をご教示ください。また、紹介状があれば、卵管手術だけも可能なのですよね。
現在までに、採卵3回・顕微鏡授精しました。1回目:ロング法、卵子2個(未受精、異常受精移植できず)、2回目:アンタゴニスト法、卵子3個、新鮮胚移植、(2個胚盤胞にならず初期胚破棄)、2回目から1周期空けて、3回目:アンタゴニスト法、卵子7個、新鮮胚移植、(現時点で、残りの胚の状態不明)、妊娠判定待ちです。残りが胚盤胞になればいいのですが、ならない場合はまた採卵からになりますので、様々な意味で負担が大きいです。3回目は薬剤も増え、採卵日は気持ち悪く吐き、食欲もありませんでした。連続して、高刺激で採卵・新鮮胚移植を続けると身体の負担が大きく妊娠しずらいのではと感じるのですが、血液検査で問題なく、卵巣が腫れておらず、子宮内膜が育っていれば問題ないのでしょうか。通院中の病院では、初期胚の凍結胚移植はできないようですが、胚盤胞になってない場合の凍結胚移植の妊娠率は低いのでしょうか。採卵と同周期でなければ、個人的に少しは可能性が上がるようにも思えます。
一刻も早く妊娠できるように自分でできることはいろいろと試しておりますが、なかなか結果に結びつかず焦っています。高橋先生でしたら、今後どのような治療をしていけば有効と考えられますか。貴院は大変人気のようですが、治療中に治療方法についてアドバイス等いただけるのでしょうか。
長文お許しください。どうぞ宜しくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
卵管閉塞が、子宮と卵管の境の間質部閉塞ならば、卵管鏡下卵管形成術が可能です。その場合には、70%で開通します。紹介状があれば手術のみでも可能ですよ。ただし、卵管が開通しても、年齢と卵巣機能を考えると、体外受精も併用している方が良いと思います。高刺激をした場合には、2~3ヶ月はあける方が良いでしょう。その間は卵管が開通していれば人工授精も可能になります。この間に卵管鏡下卵管形成術を受けても良いと思いますよ。胚盤胞の方が見た目の妊娠率は高いのですが、胚盤胞がなければ初期胚でも可能性があるのですからしっかりと胚移植して良いのです。具体的な対策はこの場では難しいと思いますが、AMHの再検査、DHEAs、ビタミンD、亜鉛、銅、なども検査しては如何でしょうか。
いつもお世話になっております。
この前、初めて採卵しましたがGVの未成熟卵との結果でした。私的には、採卵出来ただけでも凄いと思っていたのですが、やはり結果を聞くとダメだったかぁと落ち込んでしまいました。
低AMHのため多くの採卵は望めないことは分かっていますが、次周期も続けて採卵に挑戦した方がよいのでしょうか?それとも、休みを入れた方が少しでも成熟卵が出来る可能性は高くなるのでしょうか?
出来れば卵胞が2個できた時に採卵したいと思っていますが、2個できる確率もやはり低いですよね?
次周期に受診するのであれば、生理3日以内でよいのでしょうか?
高橋敬一院長からの回答
今回良い検査が出ずに残念です。確かに卵巣機能が低いので、採卵出来ても1~2個である可能性が高いと思います。ただ、まずは今回採卵出来ました。未熟であったのは、珍しいことではなく、1個の採卵の時にはしばしばある事なのです。前回はクロミッドのみの使用でしたので、再度採卵しても良いと思います。待つことで成熟卵が出来るわけではありません。一方、採卵するかどうかは、その周期の卵胞発育の状態を確認しながら、採卵するかAIHにするか、などを判断することになります。次回は生理3日以内で結構ですよ。もちろん2個出来る方が良いので、それも反応を見ながら考えていきましょう。
お世話になっております。貴院を受診していましたが、コロナの影響や遠方なことから、初めての体外受精を以前通っていた病院で行いました。クロミッド+注射で9個採卵、8個受精、胚盤胞0個という結果で移植できませんでした。全体に分割が遅く、フラグメントが多かったようです。
次回はやはり貴院で体外受精を行いたいと思っているのですが、次の生理が来たら体外受精に挑戦できますでしょうか。胚盤胞0個という結果ですが、妊娠の見込みはありますでしょうか。今の病院では同じことを繰り返すと言われました。
連続の質問申し訳ございません。
今回の体外受精は8月に行っています。8月に採卵して9月にも採卵は可能でしょうか?
高橋敬一院長からの回答
コロナはやっかいですね。ただ、今後コロナはなくならないので、うまくやりくりしていかなくてはならないと思います。前回良い結果でなかったようなので、別の方法でおこなってみては如何でしょうか。8月採卵の場合には、9月の採卵はお勧め出来ません。必要ならば精密検査をして、サプリメントなども加えつつ10月の採卵を目指しては如何でしょうか。年齢が若いので通常はもう少し良いはずなので、対策を考えながら準備致しましょう。それはお待ちしております。
お世話になっております。
高橋先生、本日、体外受精でショート法を選択することになったのですが、初回に伺った時にショート法よりもロング法をお勧めされていたのを帰宅後にメモを見て気づきました。
色々と検査をした後なので、改めてショート法の方がふさわしいとのご提案ということだったのでしょうか。
とは言っても今日すでに注射や点鼻薬を始めているので、ショート法で進めると思うのですが、上記ご質問させていただきました。
お忙しいところ申し訳ありませんが、どうぞ宜しくお願いします。
高橋敬一院長からの回答
当クリニックでの体外受精は、前回とは違う方法でおこなってみましょう、という方針です。ロング法は前周期からスプレーを開始するので、今回はショート法で良いと思いますよ。まずはこれでおこなってみましょう。予定通りにおいで頂けますか。
高橋先生。大変お世話になっております。次の生理後 2回目の採卵を希望しておりましたが、今月の始めから食当たりでお腹を壊し更に夏バテの為、食欲が無くあまり食事が摂れない状態でした。最近になって回復しているのですが先生から飲むよう指示されていたアシストワンやアスタキサンチンなどのサプリメントもお腹を壊していた為2週間ほど飲めませんでした。また20日目から体温が上がり高温期に入り始めましたが いつもより遅くそれも気になっています。万全の状態で採卵をする為に今回は諦め 次回 体調を整えてから採卵に臨んだほうが良いでしょうか?よろしくお願いします。
高橋敬一院長からの回答
今回は排卵も遅くなり、体にはかなりストレスがかかっているようですね。今周期は体調を整えて、1周期見送っては如何でしょうか。次回は生理開始2週間目頃に来院して頂けますか。卵胞発育などもみて卵巣の反応を見てみましょう。
いつもお世話になっております。
前回片側卵管の詰まりがわかり、自然妊娠をいつまで待っていても仕方がないという思いが強くなりました。
次回の受診は次の排卵時期とのことでしたが、できるだけ早く体外に進みたいと考えています。
その場合でもこの時期で良いのでしょうか。
今月はまだ生理が来ていないので、生理が来たら受診することで1ヶ月でも早く進められたりしますでしょうか。
高橋敬一院長からの回答
卵管の閉塞と年齢を考えると、確かに体外受精で良いと思います。生理開始3日以内においで頂けますか。進めていきましょう。
いつも拝見して勉強させていただいております。
他院にて通院中の者です。
採卵に関し、未熟卵が多いことについてご相談させていただきたいです。
現在3回採卵しました。
1回目・採卵5個→体外にて初期胚1個凍結・未熟卵4個
2回目・採卵12個→初期胚4個凍結
(体外4個中3個受精。顕微イムジーピエゾー8個中1個受精。8個中3個は未熟卵、4個は卵子の皮が破れた。)
3回目・19個採卵→初期胚5個凍結(全て体外。19個中未熟卵6個、7個受精中5個分割)
なお、トリガーは①③回目はブレスキュア、②回目はブレスキュアとHCGのダブルでした。
AMHは9.06であり、旦那の精子は良好です。
刺激方法を強くしていくことで採卵数は比例して多くなっていっているのですが、未熟卵の割合は多いままです。
そこで質問です。
①未熟卵を減らすには、貴院ではどのような治療方法を行なっているのでしょうか。
②割合は少ないとはいえ、2日目で4cell G2や5cell G3などの初期胚が複数個凍結出来ております。
未熟卵と一緒にとれた卵であったとしても、順調に受精できているのであれば、成長する可能性はあるのでしょうか。
なお、一度4cell G2を移植しましたが、着床すらしていないということで、陰性となっています。
本来であれば胚盤胞まで育てないといけないのですが、全滅することを恐れて初期胚で凍結してしまっています。
高橋敬一院長からの回答
AMHが高いので、PCO傾向があると思います。このような場合には、小卵胞も沢山あるので、未熟卵も多くなることはよくある事です。未熟卵を減らすには、出来るだけ卵胞が大きくなるように粘ることが多いのですが、卵巣過剰刺激症候群の予防薬の使用はしっかりとおこなう必要があります。未熟卵があっても、成熟卵が受精しているならばそれは妊娠する可能性はあります。複数の受精卵が出来た場合には、1~2個を初期胚で凍結保存して、残りを胚盤胞まで培養することはよくある事ですよ。今までとは異なる方法としては、もう少し大きくしてたくさん採卵して、顕微授精と体外受精を半々でおこなうスプリット法か、全く別にマイルドに誘発して1~2個の大きな卵胞を採卵する方針もあり得ます。全滅が怖い場合には、やはり強めの誘発で如何でしょうか。
高橋先生、お世話になっております。
なかなかステップアップすることに踏み切れず、初診から3年たちました。6月に初めて人工授精をしていただき、あと5回くらいはこのまま人工授精を…と考えていたのですが、主人と話し合い、次からは体外受精に進もうと考えています。仕事の都合で10月か、11時月頃から体外受精を行いたいのですが、その場合はいつ受診すればよろしいですか?
また、慢性子宮内膜炎がなかなか治らず、アベロックス、ジスロマックを服用するも陽性。子宮内フローラの検査も行い、その後フラジールをまた2週間服用しました。
先生からまた内膜炎の再検査をしましょう、とご提案いただきましたが、サードラインの薬を飲んでも陽性だったので、追加でフラジールを服用しても治っている可能性は低いのではないか…と考えてしまいます。
他にお薬や治療法があれば検査に積極的になれるのですが、痛みもあるため躊躇してしまいます。
しかし、体外受精の前に少しでも治療にプラスになるのであれば再検査を受けようと思います。
診察のときには、うまく質問することができず、こちらで質問させていただきました。やはり再検査は受けるべきでしょうか?
お忙しい中大変恐縮ですが、ご回答いただけると幸いです。
高橋敬一院長からの回答
体外受精には、生理開始3日以内においで頂ければ開始可能です。慢性子宮内膜炎は、妊娠にはマイナスの働くと考えられていますが、これもまだ明確で無い事が多いのです。このまま体外受精をして、胚移植をする選択肢はあります。一方、この検査結果をそのまま採用するならば確かに再検査をお勧めする事になります。また、これとは別に、子宮内フローラで、ラクトバチルスが60%と少し低かったので、レベニンとビオスリーを使用していたのですが、これは継続されていますでしょうか?検査が怖くて出来ないようならば、この製剤を使用しておくこともある程度関与するかも知れません。いずれにしても、一度おいで頂けますか。直接ご相談致しましょう。
いつも参考にさせていただいております。田舎の病院にて通院しており、不妊治療を始めて2年になります。
こちらでも何度かアドバイスをいただき、大変ありがたく思っております。
AMH0.69と低く、今までに人工授精7回、体外受精3回(移植経験無し、2つ胚盤胞凍結中)で、1度も妊娠に至っておりません。
3回目の採卵では、3つ採卵、2つ受精しましたが胚盤胞にはならず凍結できませんでした。
胚盤胞まで育たない理由は年齢や胚の質が大きいかと思うのですが、3回目の採卵周期のD3でFSH15と今までで一番高く、FSHが10以下の周期もまれにあるので、その周期に採卵した方が凍結できる可能性があったりしますでしょうか。
それとも、ホルモン値は関係なくその周期によってになりますでしょうか。
あと1回採卵してみようかと悩んでいますが、次も3回目と同じ誘発方法になるでしょうということで、また凍結できず終わるのではないか不安です。少しでも凍結できる可能性が高い周期に採卵できたらと思っているのですが、D3の時点のホルモン数値などで、そういった兆候を知ることはやはり難しいでしょうか。
また、ホルモン周期で凍結胚盤胞を戻す際は、年齢や戻す時期はあまり関係ないでしょうか。残り少ない胚盤胞のため、戻す時期も慎重になってしまいます。
お忙しいところ申し訳ありませんが、ご回答いただけると大変嬉しく思います。よろしくお願いします。
高橋敬一院長からの回答
FSHはばらつきが大きく、当クリニックでは、採卵する周期の指標とはしていません。生理中の超音波検査での小卵胞数が最も良い指標だと考えています。胚盤胞までいくかどうかの指標は明確なものはないのです。戻すときの年齢はほとんど関係はありません。基本的には採卵時の年齢が最も大きな影響を与えるのです。妊娠するかどうかは胚の染色体が最も問題なのですが、着床前診断のPGT-A臨床研究には、胚盤胞が少ないので、そのまま移植してもよいかもしれません。卵巣機能は低下していますが、胚盤胞も凍結しているので、諦めずに頑張ってみて下さい。
ご無沙汰しております。
第二子を望み、3月はじめに一通り検査を受けましたがコロナへの心配から治療には進んでおりませんでした。
年齢のこともあり残り少ないチャンスに挑戦しようと夫婦で決心しまずは人工授精を2回ほどやって体外に進もうと考えています。
26から28周期で8/9が生理初日ですが、受診予約は14日後の23日でよろしいでしょうか?
よろしくお願いします。
高橋敬一院長からの回答
コロナは本当にやっかいですね。しかし、今後もコロナはなくなりませんので、予防策を講じながら、淡々とおこなえる事をおこなっていきましょう。人工授精には、排卵直前に超音波検査に来て頂く必要があります。生理開始12~13日にはおいで頂けますか。
他院にて治療しております。
これまで4回の移植をしてきました。
初めての移植では陽性でしたが、後は全て陰性です。
年齢のこともあり陰性になるのは胚が原因でしょうか?
3回陰性の結果を出ても、医師からは陰性の原因になる検査の話はでません。
陽性後流産した後は子宮鏡の検査だけはしましたが異常は認められませんでした。
何の検査をしたらよろしいでしょうか?
貴院の転院も視野に考えていますが、年齢的に採卵はもう難しいでしょうか?
今まで採卵しても数がないため、10回以上の採卵をしています。
右側左側と卵胞の育ちに差があり、二回に分けて採卵予定が、片側だけ採卵した数日後にはもう片方が排卵していたりと、うまくいきません。
なぜ、すぐに排卵してしまっているのかもわかりせん。
高橋敬一院長からの回答
年齢と、すでに10回以上採卵されいるようなので、今後については確かにかなり難しい状況です。妊娠しない原因は、年齢による胚の染色体異常が最も可能性が高いのです。当クリニックでも、45才妊娠、46才出産が最高齢の出産例です。もし治療をおこなうならば、1年間程度でしょう。その中で出来うることを全ておこなう事をお勧めします。胚の染色体を調べるならば、着前診断のPGTAをお勧めしますが、胚盤胞が沢山ある方が最も良い対象になります。少ない個数ならば、そのまま移植する方が良いかも知れません。それ以外に、DHEAs、ビタミンD、C、慢性子宮内膜炎、子宮内フローラ、TH1/TH2の免疫能、などの検査、その上で、、マルチビタミン、メラトニン、レスベラトロール、アスタキサンチンなどのサプリメントなども使用されては如何でしょうか。当クリニックの診療をご希望ならば、受付にお電話頂き、来院して頂けますか。お待ちしております。
こんにちは。現在未婚ですが将来妊娠を希望しています。2年前に体調不良があり婦人科で検査FSH3.8でした。
それが昨年受診した時にはFSH81.7、E2が13.2で閉経と診断され現在エストラーナとデュファストンでホルモン補充しています。
先月別のクリニックを受診、D12のエコーで16ミリの卵胞が1個ありE2が498.5、LH14.9、FSH32.8、D20に再エコー卵胞16ミリのまま排卵しておらず。
(エストラーナ0.72を2日に1枚補充した状態で検査しました。)
両クリニックとも妊娠は望めない、現状のホルモン補充を継続ということでした。
卵胞16ミリまで育ってE2が498.5なら、まだ卵巣機能はあるのでは?と思うのですが…補充してFSH30超だとダメなのでしょうか。ホルモン補充量増やしてカウフマン続けたらFSH下がって排卵するのでは?と思うのですが増量の必要はないといわれました。が少量すぎるのではと心配です。更年期治療なのではないかと感じます。将来妊娠希望でも今の内容が適量なのでしょうか?
いづれのクリニックも人工授精までしかしていません。高度生殖までされているところで相談しようかと思うのですが受診しても同じでしょうか。
よろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
年齢と卵巣機能をみると、高度生殖医療をおこなっている施設に行ってもあまり良い話は得られないと思います、現時点で体外受精を受けても、お子様を得られる可能性は、0.8%程度なのです。つまり、「100回体外受精を受けたらば、1人お子様が得られるかもしれない」ぐらいの可能性なのです。その上での今後の将来の可能性はもっと低くなるでしょう。すでに今でも、1個の卵子が出来るかどうか、の状態で、ほとんど卵子が見当たらない、ほぼ閉経状態のようです。今実際にホルモンを使用されていることで、卵胞が出来ているならば、今の治療法としてはおかしくはありません。もし少しでも妊娠の可能性を高めるならば、体外受精も含めて不妊治療をすぐに開始することをお勧め致します。
いつもお世話になっております。
先日3個採卵しましたが、MIが2個、GVが1つとすべて未熟卵と残念な結果となってしまいました。その前の採卵もGV、巨大卵子、0PNと採卵のみで終わってます。
そこで誘発について質問なのですが、
採卵を前の病院含めて今まで5回程しましたが、1回目から3回目はHMG注射を連日しエストラジオールが上がっての採卵の方が未熟卵もなく
、私には合っているのでしょうか?
また次回はタイミングか人工授精で考えております。生理始まって何日目に伺えばよろしいでしょうか?よろしくお願い致します。
高橋敬一院長からの回答
この2回の採卵は、飲み薬のみのマイルドな方法での採卵でした。3個ずつとれたのですが、未熟卵なども多く、受精卵が得られませんでした。このマイルドな方法でも、正常に受精している方も多いので、この誘発自体が悪いものではなりません。しかし、次回は以前おこなったようにHMG注射アンタゴニスト法をしても良いと思います。次回は自然周期での排卵時期においでの頂けますか。イノシトールなども使用してみましょう。