体外受精・顕微授精
いつも拝見させていただいております。
他院にて人工授精まで行っているのですが、将来的には体外受精と着床前診断(PGT-A)を希望しております。
現在の病院で着床前診断について相談したところ、費用や卵に対する負担を考えると検査をするよりも全て戻す方を勧めるようなお話がありました。
年齢を考えると戻せる卵の数も少ないかと思うのでもっともだと思うのですが、流産や着床しない月日を考えると効率が悪いのではないかと思うこともあります。
その後そちらの病院でもPGA-Tの認可がおりたとブログで拝見しまして、積極的に取り入れてくださるならとても心強く感じております。
そこで質問なのですが、やはり高齢の為あまり検査をする意味はないのでしょうか?(女性43歳、AMH=1.79、男性58歳です)
また、今の病院で体外受精で2度の着床不全や流産があった場合は、診断書があればそちらの病院に移った時に、PGT-Aを受ける資格があるのでしょうか。また検査費用は卵1個につきどの位になりますか?
お忙しいところ申し訳ございませんがご回答いただけましたら幸いです。
高橋敬一院長からの回答
着床前診断は認可がありましたので、ご希望の方には、すでに臨床試験として、PGT-Aは開始されています。診断書があり適応が確認出来れば問題なくPGT-Aは受けられますよ。最初は、遺伝カウンセリングを受けて頂く必要があり、その上でご判断頂きます。年齢との兼ね合いをみると、胚盤胞の数によると思います。PGT-Aはすべて胚盤胞でおこなわれます。1個あたり約10万円のPGT-Aの料金がかかります。したがって、1~2個の胚盤胞ならば、そのまま移植する、という判断も成り立ちます。最も良い対象者は、「胚盤胞が5個以上ある方が、移植する胚を選べる」事ができる方なのです。もし胚盤胞が少ないならば、PGT-Aの意義は大きくはありません。したがって、実際に受けるかどうかは、得られる胚盤胞の数にもよるのですね。
こんにちは。
妊娠希望の者ですが、タイミング法を試して7ヶ月経ちますが妊娠に至っておりません。
1年前に妊娠しましたが心拍を確認する前に流産してしまいました。
現在、主人の仕事の都合で中東の国に住んでおり、そこで産婦人科に不妊外来で通っています。
現状としましては、子宮内膜がなかなか厚くならず、排卵日前後で5.5〜7.5mmです。
また、子宮背部に45mm×40mmの筋内筋腫があり、医師からは「確実ではないがもしかしたらその子宮筋腫が内膜を圧迫して子宮内膜が厚くならないのかもしれない」と言われました。
子宮筋腫の場所は子宮に触れるか触れないかのギリギリの所だそうです。
医師からは体外受精を進められていますが、まずは子宮筋腫を取ってみて半年後に子宮内膜が厚くなるかどうか見てみて、それでも厚くならなかったら子宮内膜を厚くする治療をしながら体外受精を行うのはどうかと提案されています。
そこでご相談なのですが、やはり子宮筋腫を取って半年後に体外受精をした方が良いでしょうか。
それとも子宮筋腫はこのままで今から体外受精に挑戦する方がいいでしょうか。
診察で直接診て頂いてないのにこのような質問は難しいかと思いますが、現状コロナウイルスの関係で国際線が停止しているので、帰国して日本で病院に診察に行く事が出来ません。
今いる国では帝王切開出産が頻繁に行われているので、子宮筋腫を取った事で帝王切開出産になる事は問題ではないという考えのようです。
それよりも筋腫がある事で今後、早産や流産のリスクを考慮しているようです。
また、去年10月は日本で診察を受けた際には子宮筋腫が27mm×20mmだったのに、この半年ほどで大きくなってしまった事も気になります。
(ちなみにこの子宮筋腫は20代の頃からあります)
体感としては、筋腫によるものと思われる症状は特に感じていません。
高橋敬一院長からの回答
手術を先にするかどうかは、判断が分かれるところでしょう。実際に診察をしている医師の判断が優先されますが、別の見方も出来ますので、その一つの考え方を上げてみます。当クリニックならば、以前に妊娠しているので、筋腫が決定的な不妊原因とは言い切れない。内膜は7mmあれば体外受精でも妊娠する可能性は十分ある、などの理由で、手術よりも体外受精を優先させると思います。ちなみに、一般不妊治療の記載がありませんが、卵管造影検査や人工授精もすでに受けているのでしょうか。日本ではなく、中湯での治療で大変だと思います。この考え方も単に一例であり、これが正解とも言えません。ご主人ともよくご相談下さい。
質問です。
この歳ですが子供がなかなか授からず、治療を。と考えています。
インターネットなどで調べると、100万円は必ずかかると言っていて本当にそんなにするのかとなかなか一歩踏み出せずにいます。
どのくらいかかるのか詳細を教えて頂けたらと思います。
高橋敬一院長からの回答
体外受精の料金は施設により異なります。またどのような排卵誘発方法をとるかによっても異なります。一方、いきなり体外受精考える必要はないでしょう。まずは検査と一般不妊治療から開始するものですよ。
お忙しい中、失礼します。
昨日、採卵でしたが卵が取れず、連続でしたので生理不順のせいだったかなと、思っています。
1周期おいてから、採卵希望ですが2周期目の生理がきてから渡されたクロミッドを飲みたいと考えています。その月の生理始まって、7−10日目に診察予定ですが、今、プラノバールを飲んでいます。その場合、でも診察は1周期おいてからでも大丈夫ですか?
よろしくお願いします。
高橋敬一院長からの回答
今回採卵出来ずに残念です。AMHも低く卵巣が少し疲れているのでしょう。1周期間をおくのも一つの方法です。プラノバールは飲んで頂いて結構です。2ヶ月後の生理3日目からクロミッドを使用しておいで頂けますか。
他院に現在通いだしてまだ2回目になります。
先日血液検査の結果、AMHが0.16とかなりひくいということがわかりました。
生理は毎月来ており、ここ半年排卵検査薬も使用しておりますが、陽性の反応が毎度でます。
体外受精を勧められましたので前向きに考えたいとはおもってますが、AMHが低いことで体外受精の成功率は影響されますでしょうか?
自然妊娠は厳しいと思うと言われておりますがやはり望みは薄いのでしょうか。。
こちらの書き込みで30代の方が同じような数値で成功されていましたので、質問させていただきました。
高橋敬一院長からの回答
AMHはかなり低く、不妊治療に残された期間はかなり短いと思います。1年以内に妊娠出来るような治療をお勧め致します。AMHと自然妊娠の可能性は、必ずしも関係なくAMHが低くても妊娠出来る可能性はあります。問題は妊娠出来る期間が短いことなのです。ただし、体外受精でも、採卵数はかなり少ないと思います。その意味では、20個採卵できる人に比べれば、妊娠の可能性は低くなりますが、1個1個の質はほぼ同じなので可能性はあります。いまは急ぐことが大切ですよ。
No.8939で質問させて頂いた者です。高橋先生、お忙しいところ、アドバイスを下さり、本当にありがとうございました。こちらでは受診のたびに方針が変わる上に結局自分で決めなければならず、ネットを検索しても様々な情報があって分からず、有名な高橋先生のアドバイスを頂けて、非常にありがたいです。深くお礼申し上げます。
先生のおっしゃる通り、自然排出をまず待ちたいと思います。また、高齢で焦りはありますが、流産を繰り返すのは避けたいので、2~3ヶ月は移植を待とうと思います。本当にありがとうございます。
申し訳ありませんが、もう1点だけお伺いさせてください。移植まで2~3ヶ月待つ間にできることがあれば、と思うのですが、この時期は採卵も避けたほうが良いでしょうか。私は高刺激でも2,3個しか卵が取れないので(貯卵も一つですし)、少しでも早く再開したいと焦りがあります。一方、質が良くなく、身体的にも金銭的にも負担があるだけ、という可能性が高いのでしたら、採卵も避けてお休みしたほうが良いのかなとも迷っております。
何度も本当に申し訳ありません。どうかアドバイスをよろしくお願い致します。末筆ながら、先生もどうぞご自愛ください。
高橋敬一院長からの回答
実際には、卵巣機能が低下しているようなので、採卵出来た卵子が良いかどうかは予想は出来ないのです。したがって、高刺激でも2~3個ですから、低刺激でおこなって反応が良い場合には採卵し、反応が悪く卵子が1個しか出来ないときにはタイミングや人工授精などにする、という方針は、当クリニックでもしばしばおこないますよ。
貴院での体外受精を希望しています。
採卵時の静脈麻酔は何を使用されておりますでしょうか?
ネットを見ていると、ケタミンは副作用が酷そうで不安があります。(悪夢、嘔吐など)
また、静脈麻酔を利用される方は全体の何%くらいでしょうか。(卵の量にもよると思いますが…)
差し支えなければお答えいただけるとありがたいです。
高橋敬一院長からの回答
当クリニックでは、ケタミンは使用していません。痛み止め座薬、ソセゴンという痛み止めの点滴、意識がなくなるプロポフォールによる麻酔、の3種類で選んで頂きます。採卵数が5個以内だと、痛み止めの座薬がほとんどです。5個以上だと座薬と点滴で半々、10個以上だと8割が点滴になります。当クリニックでの診察をご希望ならば受付にお電話頂けますか。お待ちしております。
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こんばんは。
今までに3回採卵をしましたが、顕微授精で1個も受精卵にならず落ち込んでいます。
AMH 1.2 (1年前です)
採れた卵も今回は1つでした。
未熟だったと言われました。
私のような場合、採卵を続けても同じ事が続くだけなのでしょうか。
同じような境遇の方で妊娠された方はどのくらいいらっしゃるのでしょうか。
ご教授お願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
AMHの値を見ると、しっかりと排卵誘発をすれば、採卵数は多く取れると思います。1個の採卵での未熟はしばしばあります。10個顕微授精をしても1個も受精しないならば、特殊なケースで、抗核抗体、抗セントロメア抗体、甲状腺の抗体なども調べる必要があります。また精子の精密検査も必要でしょう。その上で、Caイオノファーなどを使用することはあります。
お世話になっております。
5月に採卵を考えてましたが、今日生理がきたので出来なくなりました。来月6月にしたいのですが、いつ頃診察に伺えばよろしいでしょうか?
お手数ですが返信宜しくお願い致します。
高橋敬一院長からの回答
採卵をご希望ならば、生理5日目の5月7日にでもおいで頂ければ、超音波検査をした上での判断も可能です。次周期をご希望ならば、目安として生理3日以内においで頂ければ結構ですよ。3日以内というのも、目安であり、絶対的なものではありません。4日目でも問題はないのですね。
現在他院で不妊治療を始めて1年ほどです。
AMHが0.63と低く、主人の精子の状態もあまり良くない為(運動率20%、正常軍が6%)すぐに体外受精に進みました。これまでに、ショート法で2回の採卵、4回移植を行いましたが、一度も妊娠に至っていません。一度目は採卵5個の内4個受精、初期胚を2個移植、その後凍結胚1個移植、
2回目の採卵は9個の内6個受精、初期胚2個移植、凍結胚2個(初期胚・桑実胚)。
現在は凍結胚が無くなった為、採卵を考えていますが、4回の移植で7個の卵を戻して一度も着床に至っていないので、採卵の刺激方法など、変えた方が良いのではないかと考えているのですが、先生のご意見を伺いたいです。
また、妊娠に至らないのは胚が良くないからという可能性が高いとは思いますが、着床障害も考えられるのではないかと思っています。その場合、受けた方が良い検査はありますか?あれば教えていただきたいです。
ちなみに、ホルモン値はどの値も特に問題はなく、子宮の状態も特に指摘された事はありません。内膜も移植時は10mm以上で移植しています。どうかご意見頂ければと思います。よろしくお願い致します。
高橋敬一院長からの回答
採卵数は十分取れていますので、ショート法が悪いとは言えません。しかし、HMGアンタゴニスト法も試してもよいかもしれませんね。おこなう検査としては、ビタミンD、DHEAs、亜鉛、銅、そして着床障害の検査としては、子宮鏡、CD138、子宮内フローラ、Th1/TH2の免疫能検査、などがあり得ます。担当医とよくご相談なさってみて下さい。
お世話になります。
しばしば貴院の掲示板を拝見しております。
現在、他院で通院中ですが、ご意見お聞かせ下さい。
40歳(2020年8月で41歳)、AMH6.0。
1人目を2016年出産(HMG.HCG注射のタイミング療法1回目で妊娠)
2人目妊活開始後、同様にHMG.HCG注射を6回、人工授精(HCG投与有り)8回。2019年に転院し、現在のクリニックへ通院中。
2019年12月に11個採卵し、8個受精しました。しかし胚盤胞には育たず、分割胚(2日目5細胞)を1個凍結。その後、2月に移植しましたが陰性でした。
2020年4月に再度採卵し、22個採れました。うち15個受精しましたが、またしても胚盤胞には育たず、保険でキープした分割胚(2日目)が1つ凍結出来てるのみです。
多数採卵出来ているので、いくつか胚盤胞になることを期待していただけにショックでした。現在通院中の医師に、なぜ胚盤胞に育たないのか問うと、「年齢的要因(胚の質)」「ばくろされ続けたHCGの影響」と言われました。この先、もう一度採卵したところで胚盤胞に育つ見込みがなさそうに感じました。
年齢的要因による肺の質の低下は理解出来ますが、HCGの影響とはそんなに残っているのでしょうか?もう一度採卵したところで、やはり同じような結果しか得られないのでしょうか?
また、今凍結されている分割胚は、4月に採卵され胚盤胞まで育たなかった他の卵子と同様の質だと考えられますか?移植しても可能性は低いでしょうか?
通院中の医師は、1回初期胚移植して陰性だった場合、2回目以降、初期胚での陽性可能性は低いと言っていました。やはりそうなのでしょうか?
長々とすみませんが、よろしくお願い致します。
高橋敬一院長からの回答
今回の結果には、様々な考え方があり、医師によりお話しする内容も異なると思います。ただし、私がここでは違うことを話してもやはり、担当医との相談が必要でしょう。可能性はあると思いますので、まずは移植して良いと思いますよ。また、ビタミンD、亜鉛、などの検査や、マルチビタミン、メラトニン、などのサプリメントも試しても良いのではないでしょうか。
初めて質問させていただきます。
第一子を2017年に出産し、第二子を希望しています。
近くのクリニックに通院を始めて1年後の2019年11月、AIH3回目で妊娠発覚しましたが、9週で稽留流産となりました。
12月に手術→1月に生理再開→2,3,4月とAIHをしましたがすべて×でした。
このままAIHを続けるのは、もう見込みが薄いでしょうか…。トータルだともう6回AIHをしていることになります。
それとも流産後のAIHは、回数はリセットして考えていいものなのでしょうか。リセットされているのならば、あと2〜3回はチャレンジしたいのですが…。
クリニックでも、今後どうされていきたいか考えてみてくださいと言われましたが、体外に進むには少し躊躇しています。
高橋敬一院長からの回答
年齢的には体外受精を考えて良い時期です。一方、人工授精で妊娠されているので、今後も人工授精で妊娠する可能性はあります。体外受精を躊躇されているならば、人工授精をあと2~3回受けて良いと思いますよ。まずはどんどん急いで進めていきましょう。
2人目をなかなか授からず、貴院で体外受精をしたいと考えております。
現在生理1日目ですが、初診はいつ頃伺えば良いでしょうか?
高橋敬一院長からの回答
初診はいつでも結構ですよ。都合の良いときにまずはおいで頂けますか。出来る検査からおこなっていきましょう。受付にお電話頂けますか。それではお待ちしております。
初めまして。
こちらの掲示板でいつも学ばせてもらっています。
遠方のため他院で治療をしているのですが、調べてもわからないことがあり質問させてください。
もう3年以上採卵を繰り返していますが、今までほとんど胚盤胞にならず移植まで行ったことがありませんでした。どのクリニックでも高齢のため顕微授精でした。
昨年からアシストワンを取り始め、また別のクリニックに転院し、刺激法は前回と今回で全く違いましたが3つずつとれ、全て成熟卵、体外受精で全て受精しました。
昨年10月(45歳) 新鮮初期胚3日目二個移植で妊娠反応・胎嚢確認ならず 3w4dのHCG 27、4w0dのHCG 107
今年4月(46歳) 新鮮初期胚移植4日目二個移植で妊娠反応・胎嚢確認ならず 3w4dのHCG15、4w0dのHCG122でした。
内膜は移植時に12mmー13mm、4w2d頃には20mmくらい。
黄体ホルモン補充は
ルトラール2mm 1回2錠を朝と夜
デュファストン5mm 1回2錠を昼と寝る前
移植から3-5日起きにお尻に注射(薬剤や量は分かりません)をしていました。
妊娠判定後から胎嚢確認まで、自己で毎日妊娠検査薬で確認していたところ、前回も今回も4w3d頃に検査薬の線がとても太く濃くなったものの、その後逆行し、5w0d時には、線が薄い状態となりました。
化学流産は年齢的にも染色体異常が主な原因とは理解しているのですが、ほぼ同時期にダメになった事と、みなさん膣剤も併用されている方が多く、もしかしたら黄体ホルモン補充の量が私には足りていないのではないかと思ったのですが、新鮮初期胚移植の場合、通常どれくらいの量を補充すべきなのか、先生の見解をお聞きしたく書き込みさせて頂きました。
また先生であれば、移植後どのようなアプローチをされますでしょうか。
次の治療で参考にさせて頂きたく、
ご回答頂けると嬉しいです。
高橋敬一院長からの回答
アシストワンを使用して頂きありがとうございます。高齢と顕微授精は関係ないので、今のクリニックのやり方の方が合っているのでしょう。自裁に妊娠されているので、年齢を考えると正しいやり方だと思います。最近は膣剤を使用していますが、以前は当クリニックも今の施設と同様にルトラールを使用していました。デュファストンと、注射もしているので、新鮮胚移植の時のホルモンの状態は不足しているとはあまり考えられません。しかし、ご希望ならば膣剤の併用も相談しても良いとは思います。実際にはホルモンが不足しているとは思いませんが、不安なままでいるよりも納得できる方法は不安感が少なくなりますので、医学的にもメリットはあると思います。
いつもお世話になっております。
本日の診察で胎嚢が成長がしていないとのことで薬をやめ、自然に待つことになりました。凍結胚がありますが、出来れば採卵を希望しております。藤田先生曰く、妊娠ホルモンが出た後は1周期空けた方が本当は良いとのお話しがありました。生理開始後3日以内に受診してみて卵胞が育ってきていたら採卵に進みましょう。と言って頂きましたが、卵の質としては1周期空けた方が良いのでしょうか。仕事がコロナの影響で休業期間となり通院しやすいのと、貴院も今後の感染拡大状況によっては休院になってしまうのではと焦ってしまい採卵希望でしたが、高橋先生のご意向を伺えたらと思い、書き込みさせて頂きました。この状況の中、診察、治療を継続して下さっていることだけでも感謝しなければならないのに、身勝手な欲とは承知の上で治療継続を希望しております。
高橋敬一院長からの回答
今回流産となりとても残念です。一般的には、確かに1周期あけることが多いです。しかし、一方で、年齢のことや、コロナウイルスの感染拡大もありますので、状態が良いならば挑戦してもよいかもしれません。藤田先生のお話通りに来院で良いと思いますよ。まずは、超音波検査をして、大きくなりそうな卵胞の数をみて、その上で相談致しましょう。
AMH0.18と近くの病院で、測定結果が出てしまいましたが
体外受精も考えています。
この数値では体外でも絶望的でしょうか?
高橋敬一院長からの回答
絶望的ではありませんが、治療はすぐに開始した方が良いでしょう。急いで下さいね。
いつも、拝見して、とても励みにさせていただいてます。
今回はじめて質問させて頂きます。
他院にて、不妊治療をうけております。
昨年より治療をはじめ、夫婦共に特に問題はないとのことで
AIHに進みました。
3回挑戦しましたが、すべて陰性。
そして、今年に入り、転院しました。
現在の病院では、もう人工授精してる時間がもったいないから、すぐにステップアップしなさいとのことで、今月採卵をしました。
自己注射と、点鼻で、5個の卵胞が育ち
採卵の結果、12個の卵が取れました。
精液所見も悪くなかったとの事で、ふりかけを、実施したと言われました。
結果9個が受精し、うち4個が5日目で胚盤胞になったと。
4AA 4BA 3BC EB
と、4個凍結に至りました。
生殖医学会からの発表があり、移植は当分はできないと言われました。
私達夫婦は、年齢の事もあり、あまり先延ばしには出来ないので、去年から決めていたことで、2020年いっぱい頑張ってだめだったら、もう、諦めようと思っています。
今通っている病院では、一個以上の移植はできないとのこと。
仮に、年内に治療再開が決まり、移植ができるとして、どの胚から移植するのでしょうか。
やはり4AAの1つの移植がいいのでしょうか。
私達は年内で、治療はやめるつもりでいるので、複数移植してもらいたいとも考えています。
それとも、まだ移植ができないなら
採卵つづけて、良好胚を凍結保存すべきなのでしょうか
高橋敬一院長からの回答
年齢的には、諦めるにはもったいない年齢です。どの胚から移植すかは担当におたずね下さい。移植するかどうかは、医師が決めるのではなく、お二人の判断によると思いますよ。これも担当医とご相談頂けますか。
はじめまして。他院にて不妊治療中です。
なお2018年に第一子(自然妊娠)を出産しています。
昨年より第二子妊娠のため治療を開始し、今月人工授精4回目で化学流産となりました。
治療開始時に担当医より「年齢の割にAMHの数値(2.27)が良いので人工授精を3〜4回行い、結果が出なければ体外受精に切り替えた方が良い」と言われそのつもりでいたのですが、今回流産はしたものの一旦は妊娠できたということで今後の治療をどうするか悩んでいます。
年齢的に考えてやはり体外受精に切り替えるべきか、またはもう少し人工授精にチャレンジしてみてもよいのか、先生はどうお思いになりますか。
お忙しいところ恐れ入りますが、ご意見をお聞かせください。
高橋敬一院長からの回答
人工授精の妊娠率は、3%程度です。今後も人工授精で妊娠する可能性はありますが、およそ半数は流産します。年齢的には、体外受精を始めて良いと思いますよ。考え方は、「切り替える」ではなく、「併用する」で良いのではないでしょうか。体外受精でも妊娠しない方が高いのです。その合間には人工授精をしても良いのですね。人工授精の合間に体外受精をする、と言う考え方も出来るのです。
昨年4月、9月に化学流産しています。
2回目は繊毛があり掻爬しました。
私は多嚢胞ですが自力排卵します。卵管造影AMH、甲状腺など異常はなく主人も異常なし。
2回目化学流産して以降妊娠しません。
タイミング法+クロミッドを4周期しましたがダメでした。
3月と今月24日も人工授精をしました。2個22ミリあります。
今回妊娠出来ない場合体外受精を希望したいのですが、
着床したことはあるんだしと、医師はあまり乗り気じゃありません。
受精するかより着床するかが心配でもうタイミング法程度の確率に向かう精神力がありません。
夫婦としては早く子供が欲しいですし、何がどこまで良い結果だったのか分からぬ治療は辛いです。何より着床障害が心配です。
この場合先生はどう判断してされますか?
また、着床障害の検査など先に出来るもにはあるのでしょうか?
長くなり申し訳ありません
高橋敬一院長からの回答
妊娠されており、着床はしているので、着床障害が心配であるというのは、医学的には必ずしも正しいとは言えません。担当医の姿勢は、医学的には間違ってはいないと思います。医療側からは、体外受精をお勧めする状況ではないと思いますよ。ただし、不安が強くどうしてもご希望の方には、当クリニックでは体外受精もお受けしています。人間は不安感が強いと、妊娠率が低下して流産率が高くなります。したがって、不安を低下させる目的で、検査をすることもあり得ます。受けるならば、着床障害の検査よりも不育症の検査の方が優先されるかも知れませんね。しかし、今回はご自身の不安感が強いようなので、一緒に着床障害の検査も受けてもよいかもしれません。着床障害の具体的検査には、子宮卵管造影検査、子宮鏡、慢性子宮内膜炎、子宮内フローラ、Th1/TH2の免疫能検査などがあります。それらを受けてから体外受精も考えては如何でしょうか。いずれにしても担当医との相談が必要になります。
第二子をなかなか授かれず、こちらで体外受精を考えています。(第一子は自然妊娠)
①他院にて1年半前に卵管造影と子宮鏡を行い特に問題ありませんでした。2019年6月に化学流産しています。
卵管造影と子宮鏡の再検査は必要でしょうか?
特に卵管造影検査はかなりの痛みを伴った為、できれば行いたくはないのですが。。
②例えば来月5月に採卵した場合、卵巣や子宮に問題がなければ、最短で移植できるとしたら次の周期になるのでしょうか?
③片方の卵巣に卵巣嚢腫(皮様)3cm未満があるのですが、採卵時に吸い取ることは可能なのでしょうか?
高橋敬一院長からの回答
自然妊娠の実績があるので、今後も自然妊娠の可能性があります。したがって、必須ではありませんが、卵管造影検査と子宮鏡はおこなう事をお勧め致します。痛み止めを使用しているので、皆さんほとんどの方がすぐに歩いて帰られていますよ。痛み止めを強くすることは可能なのでご相談下さい。胚移植は、採卵出来たときのホルモンや卵子の数によりますが、多く採卵できた場合には、卵巣過剰刺激症候群予防目的と妊娠率を考えて、翌週以降の胚移植をお勧めしています。皮様嚢腫は脂肪の塊であり、通常は吸引することは出来ません。当クリニックでの診察をご希望ならば、受付にお電話頂けますか。お待ちしております。コロナウイルの感染に注意しながらがんばっていきましょう。