治療方針
はじめまして。いつも掲示板で親身なご返答を拝見しております。不安が強く、掲示板に記入させていただきます。
子宮内膜症、チョコレート嚢胞疑いですが、今後MRIなどで精査予定です。CA125が300程度、CA19-9が200程度と高いです。悪性かどうかは開けてみるしかわからないようですが、積極的に疑わない場合、不妊治療をしたいと思っておりますが、可能でしょうか?
それとも悪性の疑いが少しでも残っていたら、不妊治療はできないのでしょうか?
一般的にどのようであるかお教えいただけたら幸いです。
疑いのある方は採卵しないや、人工受精までなど。
高橋敬一院長からの回答
悪性の可能性が少しでもある場合には、一般論としては、不妊治療ではなく、まずその腫瘍の治療を優先すべきです。その問題が解決してからの不妊治療になります。一方、悪性のリスクを本人が受容して、不妊治療を開始することはあり得ます。ただし、不妊治療の医師は、がん治療の専門家ではないので、悪性の可能性の対処はその道の専門家の判断が最優先されます。最終的にはご本人自身のリスクの認識と受容の問題にもなります。また、卵巣の悪性の疑いのある場合には採卵はしません。
はじめまして。
現在他院にて不妊治療を行っておりますが、
今後の治療戦略について迷いがあり、
ぜひ先生のご意見を伺いたく投稿いたしました。
私は現在44歳です。
少しでも早く結果を出したいと考え、
現在は他院にて「高刺激で一度に多くの採卵を行い、
胚の確保を優先する方法」を選択しております。
身体的・金銭的な負担は承知の上で、
強い刺激を用いた採卵を継続してまいりました。
これまでの結果として、毎回7個程度の採卵はできているものの、
胚盤胞になるのは1個程度という状況が続いております。
これまでに5回採卵を行いましたが、
現時点で正常胚が得られていないという厳しい状況です。
今後の戦略として、以下の2つを比較検討しております。
1.現在の継続(高刺激法)
「強いやり方」で胚の確保にこだわり続けるべきか、
それとも年齢を考慮した際にこの方針には改善の余地があるのか。
2.方針の切り替え(適切な刺激(低刺激~中刺激)で負担を抑え、
毎回2個移植していく方法)
身体へのダメージを抑えつつ、
移植のチャンスを最大化するアプローチへ切り替えるべきか。
先生のこれまでのご経験から、私の年齢・採卵結果の状況において、
どちらのアプローチが妊娠への近道となりますでしょうか。
また、高刺激を選択し続ける場合、何か工夫すべき点があるのか、
あるいは方針を切り替えるべき判断基準があればご教示いただけますと幸いです。
転院も視野に入れて検討しております。
もし貴院で治療を始める場合、今のクリニックからの紹介状以外に、
どのようなデータや準備が初診時に重要となりますでしょうか。
お忙しいところ恐縮ですが、ご回答いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
正常胚が得られずお悩みのことと思います。
44歳で、毎回7個程度の採卵ができているので、卵巣の反応は悪い状況ではありません。一方で、胚盤胞になるのが毎回1個程度であるのは、年齢的には平均的です。また胚盤胞での正常胚の確率は、5~10個に1個が正常胚の確率になります。したがってこれも平均的な状態とも考えられます。
この状況では、「高刺激がよいか、低刺激がよいか」という単純に比較は困難ですが、正常胚の確率が低いので、基本的には高刺激をお勧めすることが多いです。ただし、少しでも胚盤胞を多く得られることが正常胚が得られる可能性も上げるので、良い胚を得られるための方法を確認することが重要です。
高刺激を続ける場合にも、同じ方法を漫然と繰り返すのではなく、刺激法、薬剤量、LH活性の有無、採卵のタイミング、トリガー方法、顕微授精の方法、精子選別、培養条件などを見直す余地があります。また、精子DNA損傷や酸化ストレス、甲状腺、糖代謝、ビタミンD、体重・栄養状態、亜鉛、銅、コレステロールなど、胚の発育に関係しうる因子も確認し、高濃度マルチビタミン、メラトニン、などのサプリメントも積極的に利用しています。
一方で、PGT-Aを行わずに移植していく方針や、状況によって2個移植を考える方針も選択肢にはなります。ただし、2個移植は妊娠率を少し上げる可能性がある一方で、双胎妊娠のリスクがあります。PGT-Aも流産予防のメリットはありますが、胚の質を良くする方法ではなく、効果の限界もあります。
当院の方針を一例と上げるならば、現時点では、低刺激へ切り替えることではなく、これまでの採卵・培養・PGT-Aの詳細を確認し、改善できる点があるかを検討することです。7個程度採卵できているのであれば、卵子数を確保する戦略自体は妥当性があります。ただし、胚盤胞到達率や正常胚率を上げるための工夫ができるかどうかを検討する価値があります。
当院でご相談いただく場合には、紹介状に加えて、これまでの採卵ごとのデータやPGT-Aの結果も重要です。
年齢的には時間がとても大切ですので、治療方針を大きく変える前に、これまでの結果を整理し、「卵子数の問題なのか」「受精・培養の問題なのか」「染色体異常の問題なのか」「精子側の要因があるのか」を確認したうえで、次の採卵方針を決めるのがよいと思います。
一方、今までの方針に疑問があるならば、やり方を変えての低~中刺激も間違いとは言えないのですね。
はじめまして。いつも参考にさせていただいています。
先日夫が精索静脈瘤と診断されました。
今周期から体外受精または顕微授精に入ろうとしてましたが、延期して夫の治療を優先させた方が良いのでしょうか?
精液結果はかなり悪く顕微授精をしないと難しいと言われています。
DNAの断片化などによる子どもへの影響があるのであれば心を落ち着かせて待ちたいと思っています。
グレードの良い胚に育てば関係ないよだったら夫の治療を待たずに進めたいなと思っています。
よろしくお願いします。
高橋敬一院長からの回答
精索静脈瘤に対する手術による精子の改善は半々程度です。したがって、顕微授精の前に精索静脈瘤の手術をおこなうのは、必ずしも必須のものではありません。通常の顕微授精ができるならば、まずはそのまま進める事の方が多いと思いますよ。顕微授精でもよい胚ができないならば、精子だけの問題と言えませんが、精索静脈瘤の手術も考える選択肢になると思います。
お世話になります。
4年ほど前にこちらの病院で不妊治療を受けましたが、その後通院をやめてしまい、再度治療を受けたく考えております。(子どもは授かっていません。)
その場合、受診は初診時に必要な書類の提出や初診としての診療を受けることになりますでしょうか。4年間のブランクがあり、その間、いろいろな理由で妊活できなかったことから、気持ち的にも再訪するハードルもあります。
また、診察内容にはよるかと思いますが38歳ですと人工授精は飛ばし体外受精が一般的でしょうか?体外受精はスケジュール管理がしやすい一方で身体への負担が不安です。フルタイムで勤務しており人工授精の通院も不安がありますが、2回程度は試してみたい気持ちがあります。
ややこしい質問となり申し訳ございません。
よろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
4年間のブランクがあるので、書類や検査はすべて必要になります。年齢的にはかなり急ぐ必要がありますので、すぐに体外受精もあり得る選択肢です。しかし実際にはお二人の希望が最優先です。こちらから治療を指定するものではありません。体外受精は不安なまま受けるものではありませんので、人工授精を数回行うのも問題ないと思いますよ。決してややこしいものではありませんので、ご不安にならずにおいで下さい。お待ちしております。
お世話になっております。
次回人工授精の予定でしたが、なかなか通院できずの現状です。そこで1度の確率が高い体外受精を希望したいなと思いましたが、人工授精を何度かしてから体外受精のほうがいいですか?
人工授精の場合生理10日目の受診と聞きましたか、体外受精の場合の受診はいつ頃したらよろしいでしょうか?
高橋敬一院長からの回答
年齢が36歳で卵巣期のも低下しているようです。すぐに体外受精をしてもおかしくはありません。体外受精の場合には、生理開始3日以内においで下さい。パンフレットを熟読し、動画も見ておいてくださいね。もちろんご希望ならば人工授精を数回受けることも可能ですよ。
子宮内膜症・チョコレート嚢胞有りです。
貴院に通いながら体外受精に進もうとしているタイミングで妊娠したものの、流産となりました。
1月末に流産・入院し回復してから2周期ほどタイミング法を試しました。
子宮内膜症が進行していなければ、もう一周期ほどタイミング法を試して、それでもダメなら体外受精に進もうと考えています。
ただし、子宮内膜症が進行してないか不安で治療方針をどうするべきか決めかねています。
子宮内膜症の検査を貴院でしていただくことは可能でしょうか。それとも他院で行うべきでしょうか。
高橋敬一院長からの回答
前回の流産はとても残念でした。
子宮内膜症の判断は、主に超音波検査によります。次回来院時判断致しましょう。1回タイミング法で、その後は体外受精の予定ですね。
方針は承りました。
4月末にこちらで転院のタイミングや自費での治療について相談した者(No.14274)です。お忙しい中お返事くださり、ありがとうございました。そのおかげで保険での移植が残っているうちに転院することを決断でき、6月中旬に初診の予約をとりました。
初診前に相談なのですが、化学流産だと思っていた5回目の移植が異所性妊娠だと分かり、MTXの投与を行いました。投与後1週間でHCGが15%以上低下したので、今後は1週間毎の採血で陰性化するまで経過をみることになりました。
MTX投与後の治療お休み期間は病院によって考えが異なると思うのですが、貴院ではどのようにされていますか。今の病院ではHCGが検出されなくなれば移植など治療を再開することは可能と言われましたが、もし2〜3周期開ける必要があるのであれば、転院後の検査や採卵までしばらく期間が空いてしまうのかなと思い質問させていただきました。
高橋敬一院長からの回答
MTXで治療が終了すれば、その後は妊活を開始してよいと考えています。したがって来院は予定通りでよいと思いますよ。次回いらした際に詳細をうかがい、必要な検査や治療を進めていきましょう。おまちしております。
他院に通院中です。
私は28歳、夫は27歳です。2025年10月より妊活を開始し、2026年2月までは自己流でタイミングを取っていました。2026年3月から不妊治療クリニックへ通院しタイミング法を行っています。
月経周期は28日程度でほぼ規則的です。排卵障害は指摘されていませんが、2026年5月からレトロゾールを5日間内服してタイミング法を行っています。
AMHは6.56です。ホルモン検査は異常なしと言われています。卵管通水検査では両側とも通過していました。
夫の精液検査結果は以下です。
・精液量:4.0mL・精子濃度:5300万/mL・運動率:49%・正常形態率:4%
現在の主治医からは「レトロゾール内服によるタイミング法を継続しましょう」と言われていますが、なかなか妊娠に至らず不安を感じています。また、人工授精については「無意味」と説明を受けました。
そこで以下についてご意見を伺いたいです。
① 現在の検査結果であれば、引き続きタイミング法を継続するのが一般的でしょうか。
② このような条件でも人工授精を行う意義はありますか。
③ 体外受精へのステップアップを検討した方がいいでしょうか
もし、人工授精を行う意義がある場合や体外受精が必要であれば転院を考えております。
お忙しいところ恐れ入りますが、ご意見をいただけますと幸いです。
高橋敬一院長からの回答
女性の最も多い不妊原因は卵管因子です。通水は不妊治療ではパワーは不十分であり、基本的には子宮卵管造影検査が必要です。そのうえでの人工授精は無意味ではありません。当クリニックでは年間約150人の方が人工授精で妊娠していますよ。人工授精を5~6回受けても妊娠しないならば体外受精をお勧めしています。卵巣機能も十分なようなので、スタンダードな治療法(つまり最も信頼性の高い治療法)で進めていっても良いと思いますよ。
初めまして。
近々、貴院へ通院を考えているものです。
過去に他院に通院していた際に、卵管造影検査を行い片側の卵管の詰まりが見られました。
人工授精を5回ほど行ましたが妊娠には至りませんでした。
卵管造影検査を行ったのが三年前になりますが貴院へ通院するとなった場合は再度、卵管造影検査から再度検査することになるのでしょうか?
高橋敬一院長からの回答
子宮卵管造影検査の有効期限は1年とされます。また退院で卵管閉塞と診断されても当院での再検査で開通することは半数ほどあります。したがって再検査をお勧めいたします。ホルモン検査も1年以上たっているならば再検査が必要でしょう。一方、体外受精をご希望ならば、子宮卵管造影検査は省略は可能です。おいで頂いたうえでの判断でよいと思いますよ。それではお待ちしております。
いつも拝見させていただいており勉強させてもらってます
現在他院にて顕微授精にて治療中です
3回目の凍結胚移植で陽性となりましたが10週で稽留流産で手術し胎盤ポリープにて治療しました
男性不妊の造成機能障害と左の卵管閉塞があり、残りの凍結胚は1個で移植予定です
現在通院中の病院では男性不妊に対しての治療はやっておらず、卵管閉塞に対しての手術も実施していません
あと2回の移植しか保険適用がなくこのまま現在の病院に通院していて良いのか悩んでおります
貴院へ転院を悩んでおり、貴院へ通院したらどのような検査や治療ができるのか、方針になるのかを相談させて頂きたいです
また他院通院中ですが詳細の話を聞くための受診は出来るのでしょうか?
高橋敬一院長からの回答
通院中の方々への治療で手いっぱいであり、申し訳ありませんが現在セカンドオピニオンの診察はお受けしてはおりません。一般論になりますが、この場での提案になります。男性不妊に対しての治療は、まずは泌尿器科の受診をしての対策になります。卵管閉塞には、卵管間質部の閉塞ならば当クリニックの日帰り手術でFTカテーテルをおこなえます。一方、卵管の先端の閉塞は腹腔鏡手術で入院が必要なので、他施設へのご紹介となります。凍結胚が1個あるようなので、良好な胚盤胞ならば胚移植してよいと思いますよ。そのうえでおいで頂ければ採卵からのスタートでよいと思います。また卵管やご主人への対策もご希望ならば、それも対応可能だと思いますよ。
はじめまして。
いつも、掲示板・院長先生の動画で勉強させて頂いております。
6月ごろに貴院へ転院させていただく予定となっています。
まだ、日にちが先のため今後の流れについて不安を感じ、ご質問させていただきました。
両側に約2センチのチョコレート嚢胞があり、卵管造影検査では問題ありませんでしたが、片側の卵管が少し上に引っ張られているとのことでした。
他の行った検査では、特に大きな問題は今のところないとのことでした。
今妊活を始めて7ヶ月、毎月タイミングを取ってきましたが、授かりません。
転院させて頂いたら、人工授精や体外受精へステップアップを検討しています。
この場合、どのように治療へ進んでいくべきでしょうか?
私たち夫婦はできるだけ早く、子供が欲しいので確率の高い治療ができたらいいと考えております。
人工授精であれば、3回試してみて体外受精へステップアップがいいのかなと考えております。
また、初診の月からすぐに人工授精等の治療をスタートできるのでしょうか?
長々とご質問失礼致しました。
お忙しい中、ご回答頂けたら幸いです。
高橋敬一院長からの回答
6月に来院の予定なのですね。それまでは性交渉を多くしてのタイミング法になります。診療方針は、ご希望により、人工授精3回での体外受精、で問題ないと思いますよ。ただし、両側のチョコレート嚢腫があるので、人工授精も積極的な排卵誘発もおこなうほうが良いでしょう。タイミングが合えば、初診からの人工授精の開始は可能ですよ。それではお待ちしております。
はじめまして。いつも掲示板拝見させていただいてます。今2人目不妊治療なのですがもう治療始めて3年になりうまく行かず途方に暮れているため質問させていただきたいです。
1人目は望んですぐに自然妊娠しました。普通分娩でしたが臍の緒が切れて胎盤用手剥離術をしましたがその後特に指摘されることもありませんでした。
2人目妊活初めて半年で妊娠しましたが化学流産、その後卵管造影して癒着確認でき腹腔鏡手術しましたが異常なし、その後すぐに人工授精で妊娠しましたが胎嚢の成長が遅く流産、その後体外受精に進み1回目で妊娠しましたが胎嚢確認後に流産、2回目、3回目陰性で不育症検査と慢性子宮内膜炎検査しました。結果はプロテインSが軽度低下、慢性子宮内膜炎も軽度ということで抗生剤服用しました
4回目移植は化学流産し、治療をおやすみしていたら今年2月の健康診断でバセドウ病が発覚しました
子宮鏡と先進医療にあたる検査はまだしたことがないです。妊娠はしているので子宮に問題があるのかな?と思っています。
バセドウ病治療中にできる検査はしておきたいのと、何が不妊不育原因か、アドバイスいただけたら嬉しいです。
高橋敬一院長からの回答
不育症の検査はすでに済んでいるようですね。それで大きな異常はなく、出産もしています。流産の原因の大半は偶然おきた胎児の染色体異常です。2回の流産はしばしばおこることであり、ご自身を責めるのではなく、たまたまおきたことと考えて、どんどん妊娠に進んではいかがでしょうか。出産の実績があるのですから自信を持って下さいね。ご不安ならば妊娠したらばアスピリンの内服で十分だと思いますよ。
前回の書き込みにご返信いただき、ありがとうございました。
大変参考になりました。
度々のご質問となり恐縮ですが、ご教示いただけますと幸いです。
現在、4月23日に初診を予定しており、その後の生理が4月28日頃からの見込みです。
おそらく初診後は1ヶ月ほど検査周期になるのではないかと考えております。
その場合、5月は自己流でのタイミング法(排卵検査薬の使用)のみとなるのでしょうか。
何もせずに過ごすのはもったいないと感じてしまっています。
例えば人工授精などは対応していただけるのでしょうか。
これまでタイミング法・人工授精の際にはクロミッドを2錠服用しておりました。
可能であれば、何かしらできることを行いたいと考えております。
ご教示のほど、何卒よろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
検査は1か月で済みますが、ご希望ならば並行して人工授精も可能です。1周期1周期を無駄にする必要はないですね。
現在他院で通院中で、こちらに転院しようか検討中です。
人工授精3回やり妊娠できていません。
6回を目安にはしていますが、残りの3回をこちらで受けたい場合、検査から始まるのでしょうか?それとも紹介状持っていけばその月から人工授精することは可能でしょうか?
高橋敬一院長からの回答
一般的には人工授精を5~6回受けて妊娠しない場合にはステップアップを考えます。ただし、今までの検査が充分であったかどうかは確認する必要があります。紹介状で検査済のものがあれば省略は可能ですよ。当院での診療をご希望ならば受付へ電話を頂き、予約を取っていただけますか。お待ちしております。
高橋先生
いつも質問への丁寧な回答をいただきありがとうございます。以前化学流産2回、胎嚢確認後流産1回となり、こちらの掲示板での 高橋先生の助言もあり不育症の検査をしました。
その結果、抗リン脂質体症候群による不育症の可能性が高いとの診断で、アスピリンを処方されました。
治療方針に不安があり、高橋先生の場合はどうされるのか伺いたいです。
◆問題となった項目
(APLパネルテスト)
aCL-IgG 結果:17.8 基準値:20以下
aβ2GP1-IgG 結果:41.5 基準値:10未満
(甲状腺)
抗TPO抗体 結果:4.1 基準値:3.3未満
TSH 結果:2.87 基準値:0.61-4.23
FreeT4 結果:0.93 基準値:0.75-1.45
(その他)
凝固因子活性 Xll 結果:56 基準値:60-150
◆確認させていただきたいこと
・ヘパリンの併用は検討されますでしょうか
・甲状腺関連の薬も服用した方がいいでしょうか
・これらの検査を流産1ヶ月後に検査したのですが、流産によって上記の数値が悪化した、などありますでしょうか
胎嚢確認後の流産が自分の体のせいだと責める気持ちが強く、どうかお力添えいただけますと幸いです。
高橋敬一院長からの回答
具体的な治療法に関しては、部外者が口出しをするものではありません。したがって担当医との十分な相談が最優先です。一つの考え方です。まだ臨床的流産が1回なので、ヘパリンまでの治療には判断が分かれます。ヘパリン使用は副作用もあるので、使用に慎重にするならば今回はアスピリンの使用のみで様子を見る。一方、基準を超えている重要な検査項目が3項目あるので、ヘパリンを注射する、との判断も成り立ちます。当クリニックの基準では甲状腺ホルモンは使用しません。流産によって悪化したわけではありませんが、抗体は変化します。本来は2か月あけての再検査が推奨されます。
初めまして。掲示板を見させていただいております。
1人目妊活中のものです。現在他院通院中です。
右側の卵管閉塞しています。現在タイミング法を行なっていますが、私自身右側の排卵が多く(9月クリニック初診してから現在まで左排卵は1回しかありませんでした。)あまり意味がないのではないか?と思っています。
1月の時点で排卵に合わせて人工授精もやっていきましょうかと言われましたが、排卵していないので中々次のステップに進めません。
体外授精のことも聞いてみましたが、時間もかかるしお金もかかるし、まだ通院して間もないからこのままで様子をみてもいいのではないか?とお話しされましたが、本当にこのままでいいのか?と年齢のこともあり正直焦りもあります。
院長先生としてはどう思われますでしょうか?
高橋敬一院長からの回答
基本は担当医との十分な相談が必要です。当クリニックでの一般的な考え方です。年齢が35歳を超えているので、治療は急ぐことをお勧めいたします。卵管が片方閉塞しているならば、体外受精も選択肢に充分なります。卵管閉塞は再検査をすると、当クリニックでは半数の方が開通されます。それも選択肢にはなります。基本は治療を急ぐことになると思いまますよ。
お世話になります。
去年の2月に胚移植、妊娠、無事出産まで迎えることができ、2025.10末に可愛い息子が誕生しました。本当に感謝しかありません。ありがとうございます。
2人目もなるべく早く考えたいなと思っております。
産後2ヶ月でミルクに切り替えたのと、その頃すぐに生理がきました。
凍結胚が残っておりますが、次回は、どのタイミングで伺えばよいでしょうか。また、どの治療から開始になるのか知りたいです。
高橋敬一院長からの回答
無事にお子様が誕生されておめでとうございます。卒乳して生理が開始しているようなので治療は可能です。生理開始2~5日のホルモン検査、6~10日の子宮鏡検査においで頂けますか。また一緒に頑張っていきましょう。
高橋先生
こんにちは、いつも大変お世話になっております。稽留流産手術後の受診時期、検査内容のご相談です。
《経過》
2020年自然妊娠、8週目で稽留流産(他院にて手術)
2026年1月 貴院通院スタート
2月14日 自然妊娠判定を頂きました
3月6日 心拍微弱、成長乏しい
3月7日 出血あり、藤田先生ご相談し、以降地元の医院にて対応処置
3月16日 8週目稽留流産、手術
《今後の希望予定》
4月 生理待ち
5月 タイミング法→生理来てしまったら…
6月 貴院にて体外受精 希望
【ご相談①】
体外受精も視野に入れ、今から出来る検査や処置、来院時期ありましたら、ご指示を頂きたいです。
【ご相談②】
2回目の稽留流産です。
年齢も考え、不育症(染色体分析、血液凝固能)検査も希望です。来院時期はいつがよろしいでしょうか?
お忙しい中、大変申し訳ございません。
どうぞよろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
今回も流産となりとても残念です。しかし妊娠はしていますのでまた頑張っていきましょう。肥満がありますので、75gGTTの糖尿病検査をお勧めいたします。朝ご飯を取らずに来院していただけますか。サイダーを飲んで3回採血を行います。不育症検査もご希望ならば早い方が良いでしょう。
こんにちは。以前海外より問合せのお電話をさせていただきました。その際は丁寧にご対応いただきありがとうございました。
昨年の夏より、現地で血液検査や子宮筋腫摘出の手術などを経て、現在は不妊治療クリニックを探しています。
次のステップとして、手術を執刀した医師からはIVFを勧められています。来月一時帰国する際に、これまでの検査結果などを持参し、日本での治療方針についてご相談に乗っていただくことはできますでしょうか。現在38歳です。どうぞよろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
お返事が遅くなりました。日本での治療方針のご相談は可能ですよ。受付にお電話いただき予約をお取りいただけますか。掲示板で相談したことと、一時帰国時であることも伝えてください。それではお待ちしております。
2024年の夏に移植していただき、2025年の5月に出産しました。ありがとうございました。
現在、出産した産院でチョコレート嚢胞の経過を診ていただきつつ、自分たちでタイミングをとりながら2人目の妊娠を希望しております。
先日、産院での検診で、右のチョコレート嚢胞が少し大きくなり、3cmほどになっておりました。
まだ完全母乳で授乳中のため、すぐに生理を止める薬の服用はできないかなと思っているのですが、今後の妊娠に向けて相談させていただくことは可能でしょうか?
断乳してからでないと、受診、相談は難しいでしょうか?
高橋敬一院長からの回答
お子様のご誕生おめでとうございます。チョコレート嚢腫が大きくなっているようなので早めの来院は大丈夫ですよ。おいで頂けますか。妊娠を考えているならば、生理を止める薬ではなく妊娠に向けた検査をおこなうことになります。どちらにするかを直接ご相談いたしましょう。