慢性子宮内膜炎・フローラの書き込み

慢性子宮内膜炎・フローラ

No.7072 45262

いつもお世話になっております。
慢性子宮内膜炎のため、ビブラマイシンを服用し、一時は状態が良さそうと言われましたが、本日2回目の慢性子宮内膜炎の検査をした結果、陽性だったためフラジールとシプロキサンを処方され2週間服用するよう診断されました。抗生剤を飲んでいる期間も性交渉を行なっても良いとのことですが、抗生剤を服用している間に妊娠しても胎児に影響はないのでしょうか?そうであれば、自分たちでタイミングを取る又は可能であれば人工授精も行いたいと思っていますが、問題はないでしょうか?また、普段から葉酸、ビタミンD、鉄、ラクトフェリンのサプリなどを飲んでいます。抗生剤との飲み合わせは大丈夫でしょうか?

高橋敬一院長からの回答

今回は生理開始と共に薬を飲んでいるので、時期的には妊娠されても問題はありません。妊娠時には服薬は終了しています。つぎに、慢性子宮内膜炎の状態で妊娠を追求して良いかどうかですが、これは考え方が様々あります。当クリニックでは、体外受精での胚移植は、治療が済んでからおこなっています。しかし、自然妊娠については、特に避妊は指示しておりません。人工授精はご相談によります。費用や手間などとの兼ね合いを考慮しています。サプリメントと抗生剤は特に問題はありませんよ。

No.7067 とと

カテゴリ: 慢性子宮内膜炎・フローラ 着床障害

子宮内膜炎が治らず、サードラインの薬までのみました。なかなか治らないので今回、ALICEとEMMAの検査をうけたところ特に異常はないとのことでした。(菌はおらず、ラクトバチルスも87%くらいでした。) 菌もいないのに内膜炎が治らないとはどうゆうことなのでしょうか?
治療方法はないのでしょうか…?
てっきり内膜炎だと子宮内フローラもひっかかると思っていたのですが内膜炎とフローラは関連していないのでしょうか…?

高橋敬一院長からの回答

子宮内膜炎がなかなか治癒判定ができない方は希にいらっしゃいます。慢性子宮内膜炎とフローラは、必ずしも一致はしません。今回は子宮内膜炎の程度がどの程度であったかも問題になります。様々な基準がありますが、まだ明確に決まっているわけではありません。当クリニックでは20視野に5個以上のCD138陽性細胞を認めるときに、慢性子宮内膜炎と判断していますが、ギリギリですと、陰性との差はわずかであり、実際には影響しない事もあり得ます。もしギリギリならば、それ以上はあまり厳密に追求しないで胚移植する方針は成り立ちます。もし明らかに多い場合には、今までで、不十分ながらも、ある程度効果がありそうな薬剤を再度使用しては如何でしょうか。

No.7063 45869

大変お世話になっております。
7/1に体外受精にむけての診察をしていただきました。
その際に、以前にした子宮鏡検査の結果が出て子宮内膜炎陽性なので今周期は内膜炎の治療をしながら採卵をして次に移植とのことで、14日分のビブラマイシンと5日分のクロミッドを処方いただきました。
内膜炎であったことが想定外だったので混乱したのですが、今周期はビブラマイシンを飲みながらタイミング法をして完全に完治を確認してから採卵→移植をするに変更することは可能なのでしょうか。
その際にはいただいたクロミッドは飲みきって大丈夫でしょうか。

高橋敬一院長からの回答

今回、慢性子宮内膜炎があるようで、戸惑ったことと思います。子宮内膜炎の治療が済んでからの採卵でも結構ですよ。次回は、排卵時期においで頂ければ、卵胞の超音波検査をおこないましょう。

No.7038 ふれっち

こんにちは。
子宮腺筋症、内膜症、筋腫があります。
3年半ほど前に筋腫と内膜症癒着剥離の手術をし、その後自然妊娠したものの、子宮外妊娠で片側卵管を切除しました。
去年から体外受精をしており、リュープリン治療をしてから採卵数回し、また子宮が大きくなってきたので再度リュープリンをしてから1回目の移植をしました。
かすりもしない陰性だったため、また子宮を小さくするためリュープリンをしてから2回目の移植をしましたが、前回同様かすりもしませんでした。
ちなみに、すべて凍結胚盤胞です。
やはり腺筋症が問題でしょうか?
普段から痛みもあり悪化も心配で、今後どうしていけばいいか途方に暮れています。
腺筋症の手術は、子宮破裂のリスクが高いので勧められないとの事。
他に方法がなく、妊娠できる気がせす、本当に悩んでいます。

高橋敬一院長からの回答

年齢が記載ないので、判断は難しいですが、40才以上ならば胚の染色体異常が不妊しない最も大きな原因になります。40才以下ならば、着床障害も検討に入れての検査が必要で、慢性子宮内膜炎や氏腔内フローラの検査もおこなった方が良いでしょう。腺筋症も原因の一つになりますが、手術が必要かどうかは、子宮内腔の大きさや変形が本来の判断基準になります。手術後はおっしゃるとおり子宮破裂のリスクはありますが、子宮破裂のリスク自体が手術をするかどうかの決定的な大きな判断基準にはなりません。子宮筋腫や腺筋症の手術を受ける方は、皆さん子宮破裂のリスクを理解された上で、妊娠に向けて手術を受けているのです。ただし、腺筋症の手術は難しいので、この手術になれている施設や医師をしっかりと選ぶ必要はありますね。

No.7031 44157

度々質問すみません。3回目の胚移植が陰性に終わり、次回生理10日目頃に子宮鏡再検査と子宮内膜炎などの検査とのことでしたが、来月は旅行と重なりそうです。帰国し8月の生理が来てから予約をしようと思うのですが、採卵と同時進行は可能なのでしょうか?もし可能なのであれば前回同様、生理3日目頃に診察予約をすれば良いですか?

高橋敬一院長からの回答

採卵と、子宮鏡検査、子宮内膜炎検査は技術的には同時に可能ですが、体外受精周期は自費診療になるので、保険がきかない自費検査になります。したがって、保険よりも3倍の費用が必要になります。その点をご了解頂ければ同周期に検査も可能なのです。