体外受精・顕微授精
高橋先生
いつもお世話になっております。
先日の診察で質問するのを忘れてしまったのでこちらで質問させてください。
次の採卵前に旦那の精子の検査は必要でしょうか。
・精子DNA断片化試験(DFI検査)
・精子酸化ストレステスト(マイオキシス)
など
いつも胚盤胞に達する数が少なく、卵子の質はもちろん精子の質も関係すると記事で見た事があり、旦那が心配しているのでもし必要なら採卵前にやってみようかと思うので、料金なども教えていただきたいです。
マイオキシスに関しては検査せずに私が飲んでいるメラトニンを一緒に飲むのはありでしょうか?
お忙しいところすみません。
よろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
精子の状態も、胚盤胞形成には関係しますので、これらの検査は無駄ではありません。しかし、今回は卵子の状態の関与が主体だと考えられます。基本は、たんぱく質の積極摂取と、筋肉の増加(血流改善)だと思います。もし精子の検査をご希望ならば承りますので、おいでいただけますか。ご主人にメラトニンを使用することはあり得ます。ためしてもよいと思いますよ。
いつも参考にさせていただいております。
貴院へ転院を検討中です。
今までに胚盤胞移植4回中3回着床したものの、毎回hcgが低く妊娠継続できておりません。
(判定日hcg50→9w稽留流産、残り2回はhcg一桁→胎嚢確認前に化学流産)
このような場合、どのような検査が有効でしょうか?
ちなみに、胚盤胞は全て良好胚、直近の移植ではアスピリンを服用しております。
お忙しいところ恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
妊娠反応が出るもの継続しないのですね。胎嚢確認は1回のみなので、厳密には習慣流産・不育症とは言えません。しかし、着床はしているので念のために習慣流産・不育症の検査をしてよいでしょう。次に、臨床妊娠は1回のみなので、着床障害の検査は受けるほうが良いと思います。当クリニックでは、子宮鏡、慢性子宮内膜炎(CD138)、子宮内フローラ、などの検査を第一に考えます。当クリニックでの検査をご希望ならば受付へ連絡をし予約して頂けますか。それではお待ちしております。
高橋先生、こんにちは。
いつも掲示板を拝見して勉強させていただいております。
ありがとうございます。
(YouTubeのジネコの妊活応援チャンネルも拝見させていただいております。)
現在、他院にて保険適用での採卵・顕微受精により4つの胚盤胞を保管しております。
本来であればすぐに移植に入りたいのですが、粘膜下筋腫があったため、2024年11月末に腹腔鏡手術を受け、半年間の妊娠禁止期間中です。
ただ、現在42歳で卵が刻々と老化していくことを考えると、できれば半年後の移植までの間に自費診療で採卵を行い、少しでも多く貯卵しておきたいと考えております。
保険診療中に同一クリニックにて混合診療となった場合には、保険診療が全て自費診療となるということは理解しているのですが、現在保険診療を受けているクリニックとは別のクリニックで、新規に自費診療での採卵・貯卵を行った場合にも同様に混合診療扱いになってしまうのでしょうか。
上記のような状況で、貴院に自費診療での採卵・貯卵をお願いできるのかをお伺いしたく、書き込みをさせていただきました。
お手数をお掛けいたしますが、ご回答を頂戴できますと幸いでございます。
何卒よろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
手術による待期期間に採卵をしたいというご希望なのですね。詳しい状況を確認しないとこの場での明確な判断とお返事は困難です。ご希望ならば、直接クリニックにご相談に来ていただけますか。詳しく状況を確認したうえでお返事したいと思います。
初めまして
このサイトを拝見して
不妊治療を考えています。
可能でょうか?
年齢が年齢なので、少し躊躇しております。
高橋敬一院長からの回答
年齢的には、体外受精をしても1回あたり出産する可能性は1%未満の予想です。残念ながら一般的には不妊治療をお勧めする状況ではありません。どうしても妊娠、出産をお考えならば、卵子提供が必要だと思います。また出産までは命がけの状態になります。ご家族ともよく相談なさる必要があるでしょう。
AMH0.1でした、FSHをみる採血すらされませんでした。AMHと感染症をみる採血だけされました。AMHだけみて、卵子提供を勧められました。それを断ると、「まあ、体外受精をやってみたら?」といわれ、なんか漠然と不安を感じています。AMHだけ見るものなのでしょうか?先生のブログを読み、AMH0.1でも体外受精に向けて治療していろいろなベストなタイミングが重なったとは思うのですが、AMH0.1でも妊娠実績があるとのブログ?というか文章を読みました。また、FSHもみて、全体を見てから、
治療をカスタムしてされてる様子でした。だから先生のところに通いたいなと思いました。
44歳で(44なったばかり)、
質問1.
こんな私は妊娠は希望もないのでしょうか。卵子提供しかないのでしょうか。
質問2.
先生の病院から2時間くらい離れてますが、時間休とるなり、して夕方滑り込む感じではいけるとは思うのですが。通院頻度はどのくらいになりますか?また、こんな離れると、働きながらは難しいですか?
サプリだけでも始めようと思い、先生のところでアシストワンも買いました。藁にもすがる思いです。文章がまとまらず申し訳ありません。どうぞ宜しくお願いします。
高橋敬一院長からの回答
年齢とAMH0.1は確かに厳しい状態です。もし自己卵子での治療をご希望ならば、挑戦する方は当クリニックでもいらっしゃいますし、受け入れています。ただし、治療期間は1年程度とお考え下さい。それで妊娠する可能性は、1回の体外受精で3~5%程度、出産する確率は1%程度の予測になります。当クリニックではこのような数字を治療前に説明しています。一方、海外の卵子提供では費用は300~500万円で妊娠率は70%程度です。したがって卵子提供も有力な選択肢なのです。もし治療をおこなうならば、採卵周期には最低週2回程度の来院が必要です。働きながら通院している方は多いですよ。治療をご希望ならば受付への予約をしておいでいただけますか。できることはさせていただきます。それではお待ちしております。
はじめまして。
不妊治療に関して調べている中でこちらの掲示板に辿り着き、日々参考にさせていただいております。
現在31歳、2023年9月に自然妊娠にて第一子を出産しました。1歳2ヶ月の子供に1日2回ほど授乳しています。夫婦で2人目も希望しており、今後のライフプランを考える上で最近AMH検査を受けました。結果は1.18で、2人目を希望するならすぐにでも治療を開始した方がいいとアドバイスをいただきました。
そこで以下の質問にお答えいただけますでしょうか。
①授乳中は正しい数値が出ないということはありますか?
②断乳後に再検査するとしたら、断乳からどのくらいの期間をあけたらよろしいでしょうか?
③私の年齢、AMH値であれば、どのような治療から始めたらよろしいでしょうか?
検査時に質問できたらよかったのですが、私に知識がなくできませんでした。
お忙しいところ申し訳ございませんが、ご回答いただけたら幸いです。
高橋敬一院長からの回答
授乳中でも、生理が来ているならばAMHは信頼できます。生理が来ていないならば信頼性は低下します。生理が来てからは3か月たては問題ないと思いますよ。治療方法は、お二人の考え方次第です。方針は「何をするにも急いでいきましょう」であり、タイミングや人工授精から始める選択肢もあります。ただし、体外受精よりは妊娠率は下がるので、プロセスを重視するか、結果を急ぐのか、の考え方次第なのですね。
いつも大変お世話になっております。
昨日、人工授精をしていただいた際に聞きそびれてしまったことがございますので、この場でご質問させていただきます。
今回の人工授精の際の一般不妊治療計画書・同意書の診断理由が「排卵障害・卵巣機能低下」にマルがついておりました。
(前回は「原因不明・年齢」にマルがついておりました。)
今回の診察にて、排卵障害や卵巣機能低下に当てはまるような状態であったということでしょうか。
お忙しいところ大変申し訳ございませんが、お教えいただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
高橋敬一院長からの回答
今回の計画書は私ではなく、別の医師の計画書ですね。カルテを見直しても原因不明でもよいと思いますが、前回排卵誘発剤を使用していたので排卵障害の項目に丸を付けたのかもしれません。いずれにしても、人工授精を保険で行うための書類であり、この項目の理由は固定的なものではなく、あまり気にしないでよいですよ。
初診の予約をしているものです。
他院でAIH⑤回行いましたが、妊娠に至らず貴院では最初から体外受精を希望しています。
12月に初診をして1月の生理後からの採卵は可能でしょうか?
高橋敬一院長からの回答
初診の来院をお待ちしております。現時点ではどの検査が必要かがわからないのですが、通常は1か月で検査は済みます。しかしすでに年末も押し迫っていますし、検査後に治療が必要な状況があるならば1月の生理からの採卵は困難です。現時点では1月に採卵できる可能性はありますが、保証は残念ながらできないのです。
こんにちは。いつもお世話になっております。
今後の治療方針について相談があります。
去年の卵管造影後、妊娠をしましたが流産をしました。その後、婦人科にて HCG注射でのタイミング法を4回、特に注射はなしでタイミング法を2回行いましたが妊娠はしませんでした。 担当医には上記の回数については話し忘れておりました。申し訳ございません。
そして12月、貴院で卵管造影•AIHを行いました。しかし、卵管造影一年以内で何度かタイミング法を試しても妊娠しなかった為( HCG×3回、何も無しでのタイミング法×1)、AIHで妊娠する可能性はあまりないのでは、と疑問を持っています。
体外受精への移行を早めに考えた方が良いのでしょうか?4月以降はコンスタントに通院できるか分からないため、早めにステップアップするべきか迷っています。
高橋敬一院長からの回答
以前は当クリニックでの卵管造影検査後に妊娠しています。今回は、再度の卵管造影検査後にはまだ1回しかAIHをおこなっておりません。したがって、当方からAIHで妊娠するかどうかの判断をする状況ではありません。ただし体外受精をご希望ならばお受けすることは可能です。早めのステップアップをご希望ならば次回来院時にお申し出頂けますか。
第3子を希望し、今年8月お休み周期に自然妊娠し卒業しましたが、11月末に15週での中期流産となりました。
また貴院へ通院再開したいと思っており、現在生理再開待ちですが、できることがあれば進めたいので、いくつか質問をさせてください。
(1)念のため不育症の検査は受けられますか?できる場合は、いつ頃、何の項目で予約すれば良いですか?
※今回の流産の原因は不詳です(臍帯に一部細い箇所があったため臍帯過捻転かもしれないと医師から聞きましたが、特定はできていません)。なお、過去に自然妊娠で心拍確認後の初期流産をしていますが、その後2人続けて出産できました。
(2)今後は、体外受精を希望します。子宮鏡検査なども再度必要ですか?採卵は、流産後何回目の生理から可能ですか?
(3)サプリメントは、アシストワンをネットで取り寄せて飲み始めました。できれば年内に追加でメラトニンを希望なのですが、サプリメント購入のみでも伺ってよいのでしょうか?
長くなり申し訳ありません。
またよろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
妊娠15週での流産とはとても残念です。不育症の検査は可能ですよ。いつでも良いのでおいで頂けますか。子宮鏡検査は必ずしも必要ではありませんが、超音波検査などで何か問題がありそうな場合には検査はおこないます。採卵は生理2周期目以降を推奨しています。サプリメント購入のみでの来院も可能ですよ。ただしその際には不育症検査をしてもよいかもしれませんね。また一緒に頑張っていきましょう。
いつもお世話になっております。
次は採卵の予定をしています。
12月25日頃に生理が始まる予定ですが、年内最終診察日の28日に診察を受けてその周期で採卵は可能でしょうか?(採卵周期の時はこまめに通院が必要になると思いましてちょうど病院も年末年始休みの期間になるので)
12月は見送って1月が良ければ教えて頂けると助かります。
高橋敬一院長からの回答
28日の診察を受けて、年明け早々に採卵をすることは可能かもしれませんが、最善のタイミングからずれてしまう可能性も十分あります。1月の生理開始からの採卵の方が良いと思いますよ。しっかりと対策をとってから再挑戦してみましょう。年内に一度おいでいただけますか。
先生いつもありがとうございます。
ここで相談させて頂いたことがあり、妊娠の報告もさせてもらっていて心拍も確認できていたのですが、先日稽留流産と診断されました。手術予定です。本当に辛くてたまりません。
1人目は6年かかって人工受精か自然妊娠で授かり流産経験はなし。
40際にして2人目が欲しくなり、妊活スタートしてたった一回で自然妊娠しました。
しかし、8週に入り、少しの出血で念のため病院に行くと心拍が聞こえない。と言われて、7週あたりで成長が止まったのでは?とのお話しでした。
分かってから4日後に手術の予約を入れてるのですが、もしかして小さいから心拍が確認できなかったという可能性はないのかと怖くなりました。手術当日も確認はしてくれるそうですが、一度確認できていたのに聞こえなくなったということなら、そんなことはありえないでしょうか?
信じられず馬鹿な質問をしていることは承知なのですが、1人目38歳で長い通院中も、出産した時も流産経験がないので信じられず…
やはり、40歳の宿命なのでしょうか。
少しでも早く妊活開始できなかったことが悔やまれます。
まだ流産一回目なのならば、もう一度タイミングで挑戦してみてもいいのでしょうか?
流産手術後は何周期くらいあけた方がいいと、先生はお考えですか?
40歳で流産一度経験していても、元気な子を産むことは可能なのでしょうか?
流産しないためにできることは、卵の質をあげることなのかと自分なりに調べて思ったのですが、現在ハイシー、ユベラ、ビタミンD、ラクトフェリン、チラージン、葉酸を飲んでいて、鍼灸に通っているのですが、そのほかできることありますか?
高橋敬一院長からの回答
今回流産との診断でとても残念です。心拍は以前見えていたようなので、その後に見えにくいとは考えにくく、通常は流産の診断は変わらないと思います。年齢と共に流産率は上昇します。40才のようなので、流産率は40%程度おこります。偶然おきた胎児の染色体異常がもっとも可能性が高いです。今後もタイミングや人工授精でも妊娠する可能性はありますが、妊娠を目指すならばすぐに体外受精を開始してもよいと思います。自然妊娠や人工授精は、当クリニックでは生理が来た周期から可能としていますが、体外受精は生理2周期目以降を推奨しています。サプリメントはほぼ十分だと思いますが、さらに追加するならば、コエンザイムQ10、αリポ酸、Lカルニチンなども良いでしょう。あとはタンパク質の摂取と血流改善のための筋力増強などもご考慮ください。
初めまして。
不妊治療の情報を収集する中でこちらを見つけ、以来参考にさせていただいております。
他院で受けている治療が自分に合っているのか悩んでいますが、相談先が無く、こちらに書き込みさせていただきました。
現在地元の総合病院にて不妊治療を受けております。
子宮腺筋症・PCOSと診断されていますが、昨年4月に自然妊娠し10週で稽留流産。
その後人工授精でも結果が出ず、今年2月から体外受精にステップアップしました。
以降の治療歴です。
2月 ショート法で採卵(スプレキュア、ゴナールエフペン)
OHSSの傾向ありのため凍結胚移植
4AA,3AA,3CC×2 計4個を凍結
5月〜 移植周期1回目(エストラーナテープ、ウトロゲスタン、プラノバール)
4AAを移植→HCG6.8 着床するも継続できず
6月〜 移植周期2回目(エストラーナテープ、ウトロゲスタン、プラノバール)
3AA、3CC×1を移植(残りの3CC破棄)→HCG13.5 2回目流産
7月 保険・自費診療の不育症検査
所見はプロテインS活性:47.3%、NK細胞活性:58%
→次回移植時にはアスピリンとステロイドの服用案内あり
8月 子宮内フローラ検査
ラクトバチルス0.5%
→フラジール内服・膣錠を1週間+ラクトフェリンサプリ購入の指示あり
子宮内フローラ検査後2回目の生理から採卵の予定でしたが、通院ストップしています。
採卵・移植後の生理は異常な出血量と鎮痛剤も効かない痛みにに苦しめられます。
特に2回目の移植後は普段起こらない浮腫も1週間程続きました。(酷い時は手の甲や足首からふくらはぎが腫れ上がり痛み有り)
病院にはたまたまと言われましたが、プロテインS活性の所見を聞いてから血栓ができかけていたのではと考えてしまいます。
治療前は安定していた生理周期も長くなり、周期ごとに不正出血が10日ほど起こるようになりました。
刺激法など治療方針が合っているのか相談しましたが、少しでも多く採卵するため変更なしとのこと。
子宮内フローラも再検査はしないそうで、数値が改善しているのか不明です。
上記以外で今までに受けた検査は血液検査(下垂体ホルモン、プロラクチン、甲状腺ホルモン、卵巣ホルモン、貧血)と記憶しています。
卵管造影・子宮鏡検査なども不要と言われています。先進医療も行っていないとのこと。
地方で不妊治療専門クリニックは無く、通っている病院が近隣では一番高度な施設です。
このまま同じように採卵移植を続けていいのか、県外の専門クリニックへ転院すべきか悩んでいます。
高橋先生の御見解で、必要と考える検査はありますか?
また、刺激法やホルモン補充法について最適と考えられますか?
長文となり申し訳ありませんが、ご回答いただければ幸いです。
高橋敬一院長からの回答
他施設での治療法の評価をこの場ではできません。一般論になります。プロテインSの検査は1回でしょうか?これはばらつきもありますので、1回の47.3%の結果のみでは、血栓症を強く疑う検査結果としては非常に弱いです。再検査も受けてみてはいかがでしょうか。ショート法が最適かどうかは判断は困難です。その施設の慣れている方法も良い結果を得る一つの選択肢なのです。フローラの再検査は当クリックでも原則おこなってはおりません。内服薬のほかに、胚移植まえに膣剤を使用するので、再検査の意味が不明瞭なのですね。フローラの意義や取り扱いもまだ明確にはなっていないので、担当医の方針は間違いとも言えません。子宮卵管造影検査と子宮鏡は当クリニックでは初期におこなっております。この点も要望してはいかがでしょうか。先進医療はすべてが必ずしも効果が保証されているものではないのですが、ご希望ならば転院の理由の一つにはなると思います。転院するかどうかは、ご自身の判断ですが、疑問点や要望を提示して、納得できる回答があれば継続してもよいのではないでしょうか?
はじめまして。こちらの掲示板いつも参考にさせて頂いております。
これから妊活開始しようとしております41歳です。最近結婚したばかりで、年齢もあるため不妊治療を急ぎ開始したいと考えいます。
5年ほど前に婦人科にてチョコレート嚢胞と診断され、その際に既に左卵巣の大きさが5センチ程度とのことで、手術の適応にはなるものの、まずはジェノゲストの投薬により治療を続けておりました。先日のエコー検査において、左卵巣の大きさが6センチ程度になっているため手術を検討した方が良いと言われました。なお、右卵巣には卵巣嚢胞はないとのことです。急激に大きくなっているわけではないため特に癌化の心配はないということなのですが、これからの妊活を考えたときに、妊娠をしやすくするためだったり、妊娠中の嚢胞破裂リスクを考慮したときに手術をしておいた方が良いということです。
チョコレート嚢胞の手術をすると、妊娠しやすくなる可能性がある一方で卵巣機能が低下し妊娠しにくくなる可能性もあることも分かり、手術をすべきか、チョコレート嚢胞があるまま不妊治療をすべきか悩んでおります。どちらを先行させるべきでしょうか?
お忙しいところ大変恐れ入りますが、先生のお考えをご教示頂けますと幸いでございます。よろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
判断はかなり難しいものとなります。様々な考え方があり、手術をする理由も、しない理由も医学的に成り立ちます。一例として、当クリニックならば?という意味での一例を参考に提示します。まずはがんの否定のためにはMRI検査をおこないます。不妊治療はかなり急ぐ必要があるので、体外受精を第一に考えます。そのまま採卵が可能ならば、採卵をすぐにおこないます。採卵困難の場合や嚢胞破裂を避けるならば、卵巣内容を吸引して、一時的に小さくしてからすぐに体外受精をおこないます。直接診察している担当医の意見は重要ですので十分にご相談ください。
高橋先生、ご無沙汰しております。
今年2月に無事元気な男の子がうまれました。育児は試行錯誤の連続ですが、最近息子はもうすぐハイハイするのかな?という仕草を沢山していて毎日とても元気です。こうして息子の成長を楽しめるのも高橋先生をはじめ、クリニックの皆さんのお陰です。本当にありがとうございます。
さて、今回は第二子の治療に向けていくつかお聞きしたいことがあり、書きこませていただきました。
①まだ息子が1歳前で本格的な治療に入るのは難しいですが、今のうちにできる検査などはありますか?すでに授乳は終えており、生理も再開して3回きていて周期も安定しています。
②第一子の治療前に卵管造影検査をしていただきましたが、今回は卵管造影検査をできればやらずにまた採卵からお願いしたいと考えているのですが可能でしょうか?
元々橋本病を患っており、伊藤病院に定期的に通っていて、前回卵管造影検査後にチラージンの量を増やすことになってしまい、頻繁に伊藤病院に通うことになり大変であったため、大切な検査であることはわかっておりますが、可能であればこの検査をやらずに治療に進めたらなと思っております。
③りすのへやは採卵の際にも預かっていただけるのでしょうか?また、採卵は朝一番の時間帯のみ行っているのでしょうか?
以上、沢山質問してしまい申し訳ございません。お忙しいところ恐れ入りますが、ご回答いただけると幸いです。
高橋敬一院長からの回答
無事にお子様が誕生されておめでとうございます。胚が一つ残っていますので、胚移植からの開始でよいと思いますよ。子宮卵管造影検査は不要です。検査としては生理中のホルモン検査、生理後の子宮鏡検査が必要です。採卵をご希望ならばそれも可能です。採卵時にもりすのへやでお子様をお預かり可能ですが、現状では1歳以上のお子様が対象です。採卵は原則朝一番の採卵ですがご相談ください。卵巣機能が低下していたので、治療は早い方が良いでしょう。
いつもお世話になります。
1月に採卵を考えていますが、薬で生理を遅らせて日程を調整することは出来ますか?
夫の仕事の都合で1月最終週を避けたいのです。
よろしくお願いします。
高橋敬一院長からの回答
ピルを使用して生理を調整することは可能ですよ。次回の来院時にご相談いただけますか。
はじめまして。妊活を始めたばかりの39歳です。最近結婚したばかりで、年齢のこともあり先日初めて近くの不妊科に行き、不妊治療について調べていたところ、こちらの掲示板を見つけました。
院長先生自ら詳しく回答してくださってるのを拝見し、質問させていただこうと思いました。
現在39歳で、1月の半ばで40歳になります。
保険適用の回数が異なるので39歳のうちに治療を始めようと行ったのですが、適用回数は3回になると言われてしまいました。
これは合っているのでしょうか?
6回にはあたらないのでしょうか?
初めてだったのでうまく聞くことができませんでした。どの段階での回数制限なのか教えて頂けると幸いです。
あと、主人も一緒に行ったのですが、担当医の説明が偏っており(アメリカの論文の話ししか参考にしていない様子)他の病院でもかかったほうがいいのではという話が出ています。
不妊治療は、病院を同時進行していてもよいものなのでしょうか?
それとも、同時ではなく通うのはひとつに変更したほうがよいのでしょう?
初めてのこと、年齢のこともあり不安になっています。さらに、検査で子宮筋腫も見つかり不安が大きくなってしまいました。
ご多忙の中かと思いますが、お答え頂けると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
体外受精の保険適応は、40歳前に体外受精の治療を開始すれば6回受けることが可能です。不妊治療を2か所で受けると、どちらが責任を持つかあいまいになり混乱します。当クリニックではそのようなことは受けてはいません。その施設の考え方にもよりますが、通常は1か所で受けると思いますよ。
いつもお世話になっております。
ちょっと心配になってしまったので書き込みさせてもらいました。
先日採卵で10個取れ、しかも6個胚盤胞までいけた事にびっくりで。
採卵自体今までの倍取れて高橋先生も一緒に喜んでくださって私もとても嬉しかったです。
採卵時、手術室に入ろうとした時に順番が違ったらしく一度ベットに戻り、またすぐ呼ばれるということがあったので私の卵で合ってるかな!?と結果が良すぎて逆に不安になってしまいました。
…取り違えなどは心配しなくても大丈夫ですか??
管理体制はしっかりされてると思うので高橋先生の言っていた通りアシストワンの効果かも!と思っているのですが、今までになく私にはいい結果すぎて失礼ながら心配で質問させていただきました。
お忙しい中恐れ入りますがよろしくお願い致します。
高橋敬一院長からの回答
今回は良い結果でよかったですね。診察時にもお話しましたが、手術室で開始する前に名前を確認していますね。安静室内でのことと、手術室内では別の人間(私を含めて)が確認作業をしています。卵子の成熟には約80日ほどかかります。アシストワンを7月中旬から使用していたので、11月上旬の採卵にちょうどタイミングが合っていますね。大丈夫ですよ。
高橋先生
いつも拝見させていただいております。
こちらの掲示板を拝見し同じように不妊治療をがんばってらっしゃる方がいることに励まされています。
遺残卵胞についてお伺いしたいことがございまして、書き込みをさせていただきます。
現在37歳、低AMH、低刺激クリニックにて第二子不妊治療です。過去1年の間に、採卵5回しまして、クロミッド、フェマーラ両方使いましたが移植可能レベルの胚盤胞や凍結できる質の胚盤胞にそだつことがありませんでした。
今回、生理3日目卵胞2つ(8ミリ〜10ミリ)確認でき、E2が55という少し高めでスタートしました。クロミッド5日間、刺激3日目から注射を1日置きにし、刺激8日目にはひとつの卵胞26ミリが確認できました。
いままで、生理3日目でこの大きさ、このホルモン値スタートだったことはなく、刺激による反応に拍車がかかるのが遅い方でしたので少しこのひとつの卵胞に違和感を覚え、遺残卵胞ではとのことで採卵キャンセルするか迷いました。(担当医もその可能性はあるといっていました)しかし、結果、成熟卵でありなんと人生で初めて凍結胚盤胞になりました。
この結果から、この卵胞は遺残卵胞ではない、ということになりますでしょうか?
また、生理中から卵胞がこのように早めに発育を始めることはあるのでしょうか?(ちなみに、前周期は初期胚移植周期でした。)
周期によって、薬の効きが違うことはあるのでしょうか?
また、遺残卵胞だったとしても妊娠することはできるのでしょうか?
何点も質問してしまい、申し訳ありません。
宜しくお願い致します。
高橋敬一院長からの回答
結論からすれば、胚盤胞ができており、遺残卵胞ではなかったということです。卵巣機能が低下している方は、生理中に卵胞が20㎜程度に成長していることもしばしばあります。今回のようなことは特別珍しいことではありませんよ。人間はいつも同じ状態、ではありません。何もおかしなことではありませんね。今後うまくいくことをお祈りしています。
はじめまして。いつも掲示板を拝見して参考にさせて頂いております。
35歳、36歳の時に卵子凍結を行っております。40歳で結婚、40歳時にタイミング法で3回妊娠しましたが、いずれも7、7、9週で稽留流産し、2回目の流産後に不育症の検査を行った結果、染色体検査以外の血液検査では異常がありませんでした。
その後、染色体検査をしようと思っていた矢先に妊娠し出産しました。
現在2人目を希望しており、以前凍結した卵子を使用しようと考えておりましたが、流産3回の既往を考えると、移植の前に染色体検査、子宮フローラの検査を行うべきかどうか(年齢的に時間的猶予がありません)、そもそも凍結していた卵子を使わずに新たに採卵を行い着床前診断を行うかどうかを悩んでおります。
お忙しい中大変恐縮ですが年齢的に時間がなく本当に悩んでおり、ご教授頂けたらと思いご連絡させて頂きました。どうかよろしくお願いします。
高橋敬一院長からの回答
様々な考え方があり、はっきりした最善の正解はなく、考え方次第ですべて正解になります。医学的にお勧めする状態ではありませんが、リスクがない検査としては、ご本人の染色体検査、フローラ検査はしておいてもよいかもしれません。凍結卵子を使わずに、採卵をして着床前診断をする方が良いという医学的理由は特にありません。年齢的に時間がないならば、検査や治療を急ぐことははっきりした正解です。着床前診断を考えているならば自費採卵になりと思います。それならば、まずは凍結卵子を使用してはいかがでしょうか。