習慣流産・不育症
昨年4月に陽性反応が出て卒業し、12月に元気な男の子を出産致しました。
自分を含め、家族も諦めかけていたところ妊娠できたので、高橋医院長、培養士、看護師の方々、スタッフの皆さんに大変感謝しております。この度はありがとうございました。
今回帝王切開で出産をしたのですが、2人目を検討していることを医師に伝えた所、採卵は春頃には進めていいとの話がありました。
既に生理が始まり、誕生日が迫っていることもあるので最短で治療を開始したいのですが、
生理何日目で診察に伺えばいいでしょうか。
お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認を宜しくお願い致します。
高橋敬一院長からの回答
他施設での反復不成功、抗リン脂質抗体陽性などを乗り越えてのお子様のご誕生、おめでとうございます。40歳前に体外受精の治療を開始すれば再度6回の体外受精(胚移植)の保険適応がされます。次回の生理開始2~5日のホルモン検査、6~10日の子宮鏡検査においでいただけますか。また一緒に頑張っていきましょう。お待ちしております。
高橋院長、いつも掲示板拝見しております。貴院への転院も含めご相談です。
1月上旬に二人目を39週で死産しました。早く子どもを取り戻したい思いが強く、2月下旬に一人目不妊治療のときに通っていたクリニックに受診し、AMHを測定しました。すると0.05とのことで、すぐに採卵含めた治療をした方がいいと言われました。
通常、産後1ヶ月のころはまだまだホルモンバランスも乱れている時期です。産後1ヶ月程度で測ったAMHをあてにしても良いのでしょうか?現在はプラノバールを飲んで強制リセット中です。またこんな状態で採卵のための刺激を始めても問題ないのでしょうか?
高橋敬一院長からの回答
39周での死産とはとても残念です。妊娠中は排卵は抑制され、AMHは低下する傾向になります。出産直後はまだその影響があり、低下している状態と推測されます。したがって今回のAMH低下は、本来の状態を示しているとは言えない可能性があります。2回ほど生理が来てから再検査をしてはいかがでしょうか。また死産の原因検索は済んでいるのでしょうか。当クリニックでの診療をご希望ならば受付への電話で予約をお取りいtだけますか。お待ちしております。採卵も生理が2回以上来てからのほうが良いと思いますよ。
初めまして。2回連続で自然流産を繰り返し、治療方法などYouTube等で調べていたところ先生の動画に辿り着きました。
県内に頼れるクリニックがあるのだと知り、ホッとしました。
第一子は5歳になります。二人目を考えていましたが家庭内の様々なタイミングもあり、妊活スタートを考え始めたのが34歳でした。
卵巣嚢腫とポリープを元々持っていたのと、毎年少しずつ大きくなっていたこと、気になってはいましたが今まで医師からの様子見でいい。との判断が妊活するにあたり不安になり、その旨を伝え他院で診てもらったところ直ぐに手術を!とのことで、去年の7月頃に大学病院で腹腔鏡手術をしました。
その際に、妊活をスタートして半年で妊娠出来なかったら何か原因があるからと言われ、術後2ヶ月で排卵検査薬を使用して妊活をスタートさせ一周期目1度のタイミングで妊娠。5wで出血し自然流産。
産院からは間を空けずに出血が止まればすぐ妊活して良いと言われ、念のため1度生理を見送り2回目も1度のタイミングで妊娠、6wで同じく出血し自然流産でした。
どちらも週数の割には胎嚢が小さく、勿論心拍まで辿り着けませんでした。
産院からはまだ36だし、2回連続で流産することもまぁまぁ有り得ること。3回目は確実に何かあるから。不育症が気になるなら紹介状も書くからね。とのことでしたが、このままタイミング方で3回目チャレンジでいいのか。検査をすぐ行うべきなのか。
お恥ずかしい話で、夫婦間での通院をするか否かの擦り合わせも進まず悩んでいます。
まず私のみの検査や治療も可能なのでしょうか?
通院を希望する際、紹介状は必要でしょうか?
お忙しい中お手数お掛けしますが、お返事いただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
2回の流産でご不安なのですね。厳密には3回流産で習慣流産とされますが、最近では妊娠数が少なくなり、2回の流産でも不育症の検査をおこなうことが多くなっています。ご希望ならば妻の検査のみ初めてもよいですよ。夫の検査は採血での染色体検査のみです。ただし、現在は医師が一人退職しており、検査のみは受け付けることができない状態ですが、積極的な治療を希望で、紹介状があればお受けいたしますので紹介状を作成してもらいおいでいただけますか。お待ちしております。
はじめまして。
不妊治療で悩んでいたところ、こちらの掲示板を見つけて、参考にさせていただいております。お忙しいところ大変恐縮ですが、アドバイスをいただけますと幸いです。
不妊治療3年目の現在35歳
採卵1回
胚盤胞6個 初期胚1個
移植1 稽留流産
移植2 陰性
移植3 化学流産
移植4 陰性
不育症検査でプロテインs活性40
子宮内ポリープ2つ取りました。
トリオ検査でera、emma検査引っかかりました
era、emmaを修正し、挑んだ4回目の移植もダメでした。
残りの卵は初期胚のみとなりました。
pgtaも検討中です。
プロテインs活性の数値が低い場合
移植前から薬を飲むのかと思っていたのですが、主治医は妊娠してからで大丈夫だとおっしゃってたのですが、あまり関係がないものなのでしょうか?
なにか、他に策は考えられますか?
主治医にも相談できず、どうしたらいいのか、なぜ妊娠できないのか辛いです
申し訳ありませんが、ご回答いただけますと幸いです。
よろしくお願い致します。
高橋敬一院長からの回答
プロテインSは再検査してもよいと思います。1回では確定とも言えません。バイアスピリンの使用法は、明確には決まっておりません。胚移植前に使用すると、着床を妨げるという意見もあるのです。当クリニックでも最近では妊娠反応が出てから使用開始しています。妊娠はしているので、胚の染色体異常も主な原因の一つと考えられます。現時点では今の対処法でよいと思いますよ。
高橋先生、いつもお世話になっております。
今年1月上旬に卒業し、紹介状を書いていただきました。その節は本当にありがとうございました。
◆経緯
1/20(9w4d)に産科を受診したところ、今回は残念ながら8w2d相当とのことで稽留流産となりました。
また、産科で測定した血圧が高めだった事から手術に備え翌日に大学病院に転院しましたが、手術予定日より早く1/26に自然排出になりました。
直後1/27の診察では子宮内は綺麗になっていましたが、出血が続き、子宮仮性動脈瘤の診断を受けました(同大学病院のIVR外来にて2/10に確定)。2か所ありましたが、幸いにもいずれもサイズが小さく、塞栓手術は保留して自然治癒を待ち、出血が止まったのちの昨日3/4に子宮仮性動脈瘤は治癒との回答をいただき、現在は流産後の生理を待っているところです。次回の大学病院での診察は4月頭です。
なお診察同日3/4の深夜から現時点3/5もなお少量ずつながら再度鮮血を出血しております。最初はやや茶褐色混じりであったことから内診の影響かとも思いましたが、生理痛のような腹部の鈍痛を伴っていることもあり、生理の可能性もあるかと思案しております。
◆質問
2回連続の流産(前回は移植1回目:心拍確認前の5w)です。流産の原因は年齢的にも胚の染色体異常の可能性が非常に高いとは思いますが、今後の治療にむけての心配事を減らすという点で不育症の検査を検討しております。
貴院では初期流産後は2回の生理後の胚移植をお勧めされていると他回答で拝見しましたが、不育症検査についてはそれ以前に行うことは可能でしょうか?可能な場合、いつ頃が適当でしょうか? アプリでの予約項目は「診察」でよろしいでしょうか? また、最初の来院は妻のみで大丈夫でしょうか、あるいは夫の検査も当日行う可能性はあるのでしょうか?
お忙しいところお手数をおかけしますが、ご教示のほどよろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
今回も流産となりとても残念です。不育症の検査はすぐに可能ですよ。年齢もありますので早めにおいでいただけますか。妻のみの来院でも結構です。夫の検査は、染色体の採血のみです。また頑張っていきましょう。診察の予約で結構ですよ。
はじめまして。
現在他院にて不妊治療をしている36歳です。悩んでいる時にこちらの掲示板を見つけ、同じような悩みを抱える方の意見や、先生の丁寧なご回答を拝見し、とても励まされてきました。今回、ご相談させていただきたくご連絡いたしました。
■これまでの経緯
現在、第二子を希望し治療中ですが、4回続けて初期流産(主に5〜6週目で出血、その後数日で流産)をしています。
これまでの経過は以下の通りです。
・1回目の採卵
6個の凍結胚ができ、1個移植で妊娠→第一子出産(2022年生)
・その後の凍結胚移植
1個移植→流産
2個移植→胎嚢確認後流産×2回
・不育症の検査
3回目の流産時に大量出血し、救急搬送された病院から不育症検査を勧められました。結果、凝固異常がありと診断され、バイアスピリンを処方されています。
・2回目の採卵
2個の凍結胚ができ、2個移植(4AA・4BA)→胎嚢確認後流産
現在の主治医からは「初期流産の原因はほとんどが染色体異常」「1回の採卵で子どもになる卵は0か1」という説明を受けており、不育症の影響はあまり考えにくいとのことでした。
そのためか、バイアスピリンの服用は中止、トランサミンの服用指示がありました。
■質問内容
1. 繰り返す初期流産の原因について
主治医の先生は染色体異常が原因と考えているようですが、先生も同様のご見解でしょうか?
不育症の影響が関係する可能性はやはり低いのでしょうか?
2. ホルモン補充について
第一子の時は妊娠判定後ルトラールを8週頃まで服用していましたが、2回目以降はエストラジオールを服用するようになり、ルトラールの処方はありませんでした。
エストラジオールには血栓症のリスクを高める恐れがあると知り、不育症との関係で流産の原因になりうるのではないかと気になっています。
ホルモン補充の内容が流産に影響を及ぼす可能性はありますでしょうか?
3. 治療の可能性について
今回、できる限りの検査を受けて移植に臨みましたが、残念ながら結果は流産となってしまいました。
このような経緯の場合でも、まだできる検査や治療の選択肢はあるのでしょうか?
それとも、4回続けての流産ということは、今後の妊娠の可能性は低いのでしょうか?
4. 体外受精の保険適用について
体外受精の保険適用が残り2回となっているため、その2回を先生のクリニックでお願いできたらと考えております。
もしお世話になる場合、どのくらいの期間を空けてから移植を再開するのが望ましいでしょうか?
■補足
何度も辛い経験が続きましたが、それでもまだ諦めきれない気持ちがあります。
不妊症・不育症の両方を診ていただける先生にご相談させていただき、少しでも可能性があれば最後まで頑張りたいと考えています。
お忙しいところ大変恐縮ですが、先生のご意見をお伺いできればと思います。よろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
初期流産の主な原因は染色体異常であることには私も同意します。第1子を出産されているようなので、不育症の可能性は高くはないと思います。ただし完全否定もできません。不育症検査の凝固異常はなんだったのでしょうか?凝固異常にも、重症から軽症まであります。また子宮鏡、お二人の染色体検査は済んでいますでしょうか?重症の凝固異常があるならばバイアスピリンの使用継続も選択肢になります。担当医がバイアスピリンを使用しないのは軽度なものだったのでしょうか。そうならば担当医の止血剤投与も納得されます。
エストラジオールが流産の原因には関係ないと思います。最近の報告では、ホルモン補充周期よりも自然周期のが流産率が低いデータもあります。
当クリニックでの診療をご希望ならば受付への電話で予約をお取りいtだけますか。原因は一つとは限らないので、胚の質や子宮内環境なども検査して対応してみましょう。お待ちしております。
いつも大変お世話になっております。
前回の診察の際、次の生理がきたら10日以内に受診をし、保険内でできる不育症の検査、子宮鏡をやりたいお話しをさせていただきました。
子宮鏡をやる際のリスクはありますか?子宮穿孔の、リスクが少なからずあるとネットでみてしまい不安になっています。
またこれまで、3回移植をしており3回目の移植では稽留流産、以前、貴院に転院する前に人工受精にて妊娠するものの胎嚢が確認できず化学流産になっています。
院長先生はこの状況で他に進める検査はなにかございますでしょうか?
お忙しいところ恐縮ですが、ご確認お願い致します。
高橋敬一院長からの回答
当クリニックで行う子宮鏡検査は、軟性子宮鏡ですので、今までに穿孔した経験はありません。しかし、絶対に穿孔しないという保証があるものではありません。医療はすべて副作用がありうる行為なのです。もしご不安ならば、検査を無理におこなうものではありません。特別な検査が他にあるものではなく、皆さんには必要なものをご紹介しておこなっているものですね。
はじめまして。
現在妊娠8週目なのですが、私は膠原病(家族性地中海熱)を患っております。流産経験などはありません。
膠原病の先生に去年検査をしていただいたとき、偶然、ループスアンチコアグラントが陽性であることが判明しました。そして5ヶ月ほど前に再検査をしたときには、陰性になりました。
今時点で、なにも薬を服用していないのですが、このような場合、アスピリンなどの服用は急いでしなくて良いものなのでしょうか。
流産経験をしないと、診断がつかない、というような記事も拝見して、そんな辛い思いを何度かしなければ分からないのか…と少し絶望的です…
高橋敬一院長からの回答
現在はループスアンチ子アグラントが陰性であり、流産経験もないので不育症でも高リン脂質抗体症候群でもありません。したがってアスピリンなどの服用の必要性はない、と判断されるのですね。また、ループスアンチコアグラントが陽性でも、通常の出産をする方も少なくありません。まずは再度検査を受けてみてはいかがでしょうか。陽性ならば担当医にご相談すれば、アスピリンは比較的使用しやすい薬剤ではあります。
はじめまして。
貴院への転院を検討しています。
流産を繰り返しているため色々な検査をしたところ、th1/th2比率が高値であることが判明しました。不育症を診てもらっている病院ではタクロリムスの処方ができないらしく、不妊治療の転院先探しと並行してタクロリムスを処方してもらえるクリニックも探しています。貴院で妊娠後まで継続してタクロリムスの処方をしてもらうことは可能ですか?不育症の先生からの紹介状を用意することは可能だと思います
高橋敬一院長からの回答
タクロリムスの処方をご希望ならば、当クリニックでも対応可能です。受付へ連絡いただき予約をお取りいただけますか。それではお待ちしております。紹介状があればなおさら好都合です。
はじめまして。掲示板をいつも参考にさせていただいています。31歳です。27歳で第一子を経過問題なく40wで出産後、16w16w17wと3人を流産しました。原因は絨毛膜羊膜炎と言われました。3人目は同じことを繰り返さないように体調に気をつけていましたが、流産の数週間前より細菌性膣炎を指摘されていました。その後痛みと微熱があり受診した際に子宮頸管が1センチになっていると言われ入院しましたが、炎症反応が下がらず胎胞脱出→張り止め中止→分娩となりました。主治医からは感染が原因と言われ、次回妊娠前には子宮内フローラと子宮鏡検査は受けた方がいいのかなと思っています。
長くなりましたが、質問です。過去4回の妊娠はすべて自然妊娠でタイミング1回で授かることができました。子宮内フローラや慢性子宮内膜炎は着床障害に関係があるとの情報をみて、私にはあまり関係ないのかなとも思うところですがどうなのでしょうか。
高橋敬一院長からの回答
現時点での、子宮内フローラ検査は着床障害の検査です。しかし、最近では、子宮内フローラが感染性の流産に関係している可能性があるとの意見も散見されます。原因不明の流産なので、できることをおこなうとしてのフローラ検査はありうると思いますよ。子宮鏡検査は、着床障害のみでなく、子宮内癒着の有無など習慣流産、不育症の検査としても有用な検査であり、これは受けておく方が良いでしょう。なお、慢性子宮内膜炎は子宮鏡での判断は正確ではなく、CD138の検査をお勧めいたします。
いつもお世話になっておりまして、ありがとうございます。
せっかくの良い胚だったのですが、今回残念な結果で反復流産となりました。
2回連続流産ですので、早めに夫婦で不育症の検査(採血で済むとのこと)を受ける予定です。
先日先生よりご丁寧に説明等を頂いたのですが、貴重な残りの胚を移植する前に、少しでも他に何かやれること(検査等)はありますでしょうか?
諦めるにはまだ早いのかなと思い、前を向いていこうと考えておりますが、また流産してしまうのではないかと、とてもこわいです。
高橋院長先生のご意見も頂けたらと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
今回流産となりとても残念です。主な原因は、偶然おきた胚の染色体異常が最も可能性が高いと考えられます。そのまま治療おこなっても、妊娠したら75%は継続する予想になります。しかし、念のための検査としては、不育症の検査をしてもよいと思いますよ。ご希望の際にはお申し出下さい。まだ胚盤胞があるのでまた頑張っていきましょう。
いつも参考にさせていただいております。
貴院へ転院を検討中です。
今までに胚盤胞移植4回中3回着床したものの、毎回hcgが低く妊娠継続できておりません。
(判定日hcg50→9w稽留流産、残り2回はhcg一桁→胎嚢確認前に化学流産)
このような場合、どのような検査が有効でしょうか?
ちなみに、胚盤胞は全て良好胚、直近の移植ではアスピリンを服用しております。
お忙しいところ恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
妊娠反応が出るもの継続しないのですね。胎嚢確認は1回のみなので、厳密には習慣流産・不育症とは言えません。しかし、着床はしているので念のために習慣流産・不育症の検査をしてよいでしょう。次に、臨床妊娠は1回のみなので、着床障害の検査は受けるほうが良いと思います。当クリニックでは、子宮鏡、慢性子宮内膜炎(CD138)、子宮内フローラ、などの検査を第一に考えます。当クリニックでの検査をご希望ならば受付へ連絡をし予約して頂けますか。それではお待ちしております。
はじめまして。いつも参考にさせて頂いております。是非相談させてください。
2024年10月に妊娠37週で死産となり、その後の検査で抗リン脂質抗体症候群が判明しました。喪失感に苦しみ、一周期でも早く授かりたいと願っています。産後の回復は順調と言われ、生理も2回きましたが、高温期が1週間ほどしか続かず、黄体の機能が不足しているかも...と言われました。(卵胞はきちんと育っていました。)現在また高温期中ですが、以前は37度近くあった高温期が36.5度までしか上がらず、黄体期に毎回感じていた胸の張りや浮腫み等も全く現れません。自然にホルモンが整うのを待つ方がよいのか、ホルモン補充した方がよいのか、ご意見を頂けますでしょうか。無理にホルモン補充で妊娠しても流産しやすい等ありますか?
また、抗リン脂質抗体がどのような機序で後期死産に繋がった可能性があるか知りたいです。胎盤と臍帯の病理検査で梗塞は見つからず、臍帯巻絡もなく、赤ちゃんの外見にも形態異常はありませんでした。子宮内胎児死亡が判明した日の昼に健診で赤ちゃんが元気なことを確認していたので、主治医からは何かドカンと大きな事が起きてしまったのかもと言われました。例えば胎盤に出来た血栓が臍帯を通じて赤ちゃん側に飛んで詰まることなど起こり得るのでしょうか。抗リン脂質抗体がどう影響したのか知りたいのです。とても悲しい出来事だったので、ご意見を頂けると嬉しいです。宜しくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
今回はとても残念な状況でした。胎盤と臍帯の病理検査で梗塞がなかったので、抗リン脂質抗体症候群による証拠は不明瞭です。胎児の発育不全はあったのでしょうか?胎児の発育不全がなければ、抗リン脂質抗体症候群とは全く別の死産の可能性もあります。これは残念ながらこの場で判断することは不可能です。高温期が短いなどの応対機能不全がある場合には、高温期の黄体補充では、妊娠率の増加や流産防止にはあまりなりません。排卵誘発剤の使用が推奨されます。黄体は、排卵後に形成されますので、黄体機能不全は良い排卵がおこっていない結果なのですね。したがってそのような排卵で黄体を補充しても効果的ではないのです。妊娠を急ぐならばまずはレトロゾールやクロミフェンなどの飲み薬から開始してはいかがでしょうか。
第3子を希望し、今年8月お休み周期に自然妊娠し卒業しましたが、11月末に15週での中期流産となりました。
また貴院へ通院再開したいと思っており、現在生理再開待ちですが、できることがあれば進めたいので、いくつか質問をさせてください。
(1)念のため不育症の検査は受けられますか?できる場合は、いつ頃、何の項目で予約すれば良いですか?
※今回の流産の原因は不詳です(臍帯に一部細い箇所があったため臍帯過捻転かもしれないと医師から聞きましたが、特定はできていません)。なお、過去に自然妊娠で心拍確認後の初期流産をしていますが、その後2人続けて出産できました。
(2)今後は、体外受精を希望します。子宮鏡検査なども再度必要ですか?採卵は、流産後何回目の生理から可能ですか?
(3)サプリメントは、アシストワンをネットで取り寄せて飲み始めました。できれば年内に追加でメラトニンを希望なのですが、サプリメント購入のみでも伺ってよいのでしょうか?
長くなり申し訳ありません。
またよろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
妊娠15週での流産とはとても残念です。不育症の検査は可能ですよ。いつでも良いのでおいで頂けますか。子宮鏡検査は必ずしも必要ではありませんが、超音波検査などで何か問題がありそうな場合には検査はおこないます。採卵は生理2周期目以降を推奨しています。サプリメント購入のみでの来院も可能ですよ。ただしその際には不育症検査をしてもよいかもしれませんね。また一緒に頑張っていきましょう。
高橋先生、いつもお世話になっております。
先月心拍確認後卒業させて頂き、現在10wになりました。
現在バイアスピリンを処方されている為、産院でも処方してもらえるか伺ったところ、産院では処方不可で、貴院に確認をするようにとの事でした。
この場合、バイアスピリンを処方して頂くことは可能でしょうか?
高橋敬一院長からの回答
了解いたしました。当院で処方いたします。バイアスピリンは最長で90日処方可能ですのでご希望の際にはお申し出ください。
高橋先生
いつもお世話になっております。
今まで良好胚を移植しても1度も陽性が出ておらず、次で保険最後になります。
完全に着床不全なので、色々な記事を見たり、着床不全の方の体験談や、他院のホームページを見て自分なりに勉強しているのですが、その中でもまだ私がやったことがない検査、抗リン脂質抗体の検査や血液凝固の検査が気になっているのですが、高橋ウィメンズクリニックでも検査可能でしょうか。
最後はやれる事をやって移植したいと考えております。
高橋先生に前回ご指摘いただいた筋力も付けようと毎日少しずつですが、頑張っています。
よろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
抗リン脂質抗体や凝固能検査は不育症の方におこなっていますので検査は可能です。ただし、着床不全と不育症検査の関係は、いまだ不明で、現時点では世界的には関係はしないとの意見が主流です。しかし、もしご不安ならば検査することは可能ですよ。次回来院時にお申し出ください。一方、前回の検査では、タンパク不足、筋肉不足、銅の高値、亜鉛低値、抗核抗体弱陽性、抗サイログロブンリン抗体陽性、などもありました。糖尿病検査も早めに受けてみてください。その際に高リン脂質抗体や凝固能検査も可能ですよ。
はじめまして。いつも掲示板を拝見して参考にさせて頂いております。
35歳、36歳の時に卵子凍結を行っております。40歳で結婚、40歳時にタイミング法で3回妊娠しましたが、いずれも7、7、9週で稽留流産し、2回目の流産後に不育症の検査を行った結果、染色体検査以外の血液検査では異常がありませんでした。
その後、染色体検査をしようと思っていた矢先に妊娠し出産しました。
現在2人目を希望しており、以前凍結した卵子を使用しようと考えておりましたが、流産3回の既往を考えると、移植の前に染色体検査、子宮フローラの検査を行うべきかどうか(年齢的に時間的猶予がありません)、そもそも凍結していた卵子を使わずに新たに採卵を行い着床前診断を行うかどうかを悩んでおります。
お忙しい中大変恐縮ですが年齢的に時間がなく本当に悩んでおり、ご教授頂けたらと思いご連絡させて頂きました。どうかよろしくお願いします。
高橋敬一院長からの回答
様々な考え方があり、はっきりした最善の正解はなく、考え方次第ですべて正解になります。医学的にお勧めする状態ではありませんが、リスクがない検査としては、ご本人の染色体検査、フローラ検査はしておいてもよいかもしれません。凍結卵子を使わずに、採卵をして着床前診断をする方が良いという医学的理由は特にありません。年齢的に時間がないならば、検査や治療を急ぐことははっきりした正解です。着床前診断を考えているならば自費採卵になりと思います。それならば、まずは凍結卵子を使用してはいかがでしょうか。
高橋先生
初めまして。先生の掲示板をみて、いつも治療方針の参考とさせていただいています。状況によっては、貴院への転院も考えています。
今年の6月に1回目の移植をしましたが、7wで稽留流産をしました。(胚盤胞4AA)
2回目、hCG12で化学流産(胚盤胞4AA)
3回目、hCG10で化学流産(胚盤胞4BA)
と着床はしても育たない現状です。
自身でも着床の感覚があり、胸も張ります。しかし、数日後には下腹部の違和感はなくなり、胸も戻っています。夜中に下腹部の違和感が強くなり、朝目覚めると下腹部がスッキリしてます。
1回目の時点で、不育症の検査をしており、凝固系の項目は問題なく、NK活性のみ46%とひっかかりました。
そのため、2回目の移植時にイントラリピッド、3回目の移植時にピシバニールを注射して対策をしています。
1回目の何も対策をしていない状態の方が、治療成績がよく、どうしたらよいのかわかりません。
2回目、3回目と回数を重ねるごとに不眠になっていき、これも原因なのでは…と思っています。
また、NK活性は不妊不育との関連性は低いという内容も聞いたことがありますが、何も対策せず進めるのも怖いです。
もう治療を諦める方が良いのか、考えているところです。
もし、治療を続けるとしたら、先生はどのような治療をご提案されますでしょうか?
先生からのアドバイス頂けますと幸いです。
よろしくお願いします。
高橋敬一院長からの回答
妊娠するかどうか、流産かどうかは、胚の染色体異常の有無が最も関係します。現時点での経過は、特別な異常を疑わせる状況ではありません。NK活性のみでは治療が必要かどうかも根拠はまだ不明瞭です。本来ならば着床前診断がよいのですが、現時点では保険診療では原則認められていません。したがって、現状では、基本的な検査を見直して、通常の胚移植を丁寧におこなう事でよいと思いますよ。
はじめまして。いつもセミナーを拝聴させていただき、妊活の参考にさせていただいております。先生にアドバイスいただきたく、ご相談させてください。現在胚盤胞をグレードのいいもの、そうでないもの含めて20個ほど凍結しています。2日戻しで2回移植したのですが、2回とも化学流産でした。BT9の判定日のhcgは、1回目406、2回目248と悪くないのですが、5周目の診察の際には胎嚢が小さく6周目で心拍が確認できず流産となっています。
年齢的にも染色体の異常がほとんどであることは認識していますが、それ以外の考えられる原因はありますでしょうか?不育症の検査(血液検査)はしており、バイアスピリンを処方されています。
BT9にルトラールからデュファストンに変わったことは特に問題ありませんでしょうか?
今凍結している胚盤胞がなくなったら治療を終了にする予定です。できることを全部して残りの移植に挑みたいと思いますので、アドバイスいただけますと幸いです。
お忙しい中恐縮ですが、どうぞよろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
年齢を考慮すると、流産の原因は8~9割は胎児の染色体異常と推測されます。それ以外の可能性はかなり低いと推測されます。あえて言うならば、子宮鏡、CD138 、子宮内フローラなども検査することはあると思います。実際に不育症の検査はしているので、おこなえる事は済んでいるようですね。ルトラールは妊娠中は最近は使わないようになっています。変更したこと自体は流産とは関係はありませんよ。胎嚢が確認できているので、化学的流産でなく臨床的妊娠です。妊娠後の経過は胚盤胞の染色体次第ではありますが、妊娠はしているので頑張って下さいね。
はじめまして。
今回2回目の流産を経験し、色々と調べていたところこちらの掲示板を見つけました。こちらでたくさんのことを学ばせていただきました。ありがとうございます。
私は31歳で出産経験はなく、今年の3月に6wで稽留流産で手術、今月の28日に9wで稽留流産との診断を受けました。どちらも心拍確認後です。
県内に流産検体を用いた染色体検査ができる病院があるのでそこで手術予定ですが、近いうちは手術が埋まっており、手術は成長が止まってから3週間後くらいになりそうです。不育症を疑っているので染色体検査をしたいのですが、それまでお腹にいてくれるかがとても心配です。
(県内の他の病院も手術の予定が埋まっておりすぐに手術できる病院がありません。)
赤ちゃんも2-3cm程になっていたので、自然に出てきたら大量出血にもなるしかなりの痛みがあるだろうと言われており怖いです。今は腹痛も出血もないのですが、安静にしていたら自然に出てきにくいなどということはありますか?エコーで見てきれいに留まってくれていたらまだ出てこない、とかいうこともわかるのでしょうか?手術まで日が開くので、仕事に行くかも迷っています。
不妊治療とは関係ない内容かもしれませんが、ご回答いただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
高橋敬一院長からの回答
不妊治療とは直接関係がないのですが、ご丁寧な質問なのでお答えいたします。安静にしていても自然に出にくくなるか、にはほとんど影響はありません。仕事は普通にしてもよいと思いますよ。超音波検査での予想も不可能です。今は予定通りに進むことになります。最近では、排出された流産絨毛でも遺伝子検査ができる方法もあります。もし排出してしまった場合にはそのような方法がとれるかどうかを確認してはいかがでしょうか。